その5

2002.11.01 Friday

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    「亀仙人」シリーズもとうとう最終回を迎えた。
    千秋楽みたいでちょっぴり寂しい気がする。
    亀は「甲羅」を持った爬虫類としてはほぼ進化を終えている。
    完成度が高い生物と言っていい。
    「甲羅」=「防御」、防御に徹して進化してきた動物なのだ。
    殴られたり、蹴られたり、踏まれたり、噛まれたり、罵倒されたり、無視されたり、いろんな攻撃を受けてもじっと硬い甲羅の中で生き延びてきた。
    その我慢強さは素晴らしい。
    あやかりたいものだ。
    添付写真はロシア陸亀(ホルスフィールド陸亀または四ッ指陸亀)。
    6歳、メス。名前は「大地」。大食漢。
    エサは野菜、配合飼料など。なかなかの美人だ。
    ペットショップでギリシャ陸亀などの大きな亀の下敷きになって身動きができなかった4cmほどの小さな亀を不憫に思ったのが「大地」との出逢いだったらしい。
    ところがあまり水分を与えられていなかったらしく「尿道結石」にかかっていた。
    家に持って帰って手厚く看護し水分を補給し続けたら、尿結石が3個ポロッと出て来て回復し、その後すくすく成長し添付写真の大きさまでになった。
    現在「亀」の飼育はブームだという。
    鳴かないし、臭くないし、陸亀は毎日エサを与えなくても大丈夫で、飼育しやすい。
    ゆったりした優しい動きも魅力で「都会向き」の癒し系ペットなのだそうだ。
    亀を飼いたくなったら「亀仙人」S氏・島崎雄三氏を是非紹介したい。
    亀の「心」まで見れる達人だ。

    その4

    2002.10.19 Saturday

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      添付写真は「エロンガ−タ陸亀」
      インド産。20歳、オス。愛称「ロンさん」。
      さすがインド生まれで、餌はバナナ、野菜、配合飼料など。
      初めてS氏宅を訪れた時、「ロンさん」は毛布にくるまっていたが、小生が近づくと頭を激しく上下に振った。
      何をしてるのか尋ねると威嚇(いかく)しているのだそうだ。
      「威嚇行為」も亀にかかると「友好のお辞儀」に見えるから本質的に平和な動物なのだ。
      彼はなかなか腕白者で、同じフロアで出会う同居人の亀に「平和的」な攻撃を仕掛けるか、生殖行為を試みるそうだ。
      そのくせ自分より身体が小さい亀達には優しく、何もしないという。
      最終回に紹介する予定のロシア陸亀(メス、「大地」)が自分の寝床に入って来ても怒らないしそのままにしているらしい。(インドとロシアは友好関係だったかなあ?)
      「ロンさん」は眠たくなると目と鼻の周りがピンク色に変化する。
      かわいいよね!
      他の亀たちもそうだが、排泄は風呂場でするように決めているらしく、その中の何匹かは36度くらいのお湯に浸からないとウンコをしないという。
      便座ウォシュレットの温水仕様より贅沢だ。

      その3

      2002.10.14 Monday

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        添付写真はおもちゃでも置物でもない、れっきとした生きている亀である。
        一年前にS氏邸を初めて訪問した際、一番印象に残った亀である。甲羅がなんともいえない色、形、光沢で、つい昔の「兵六餅」(「ボンタン飴」の相方)を思い出してしまい舐めたい衝動にかられた。
        彼はさほど侵入者の我々を恐れる事もなく、畳の上を活発に歩行していた。
        学名は「三つ指箱亀」、アメリカのフロリダ産、15歳。
        愛称は「ポコ」。
        昔、わが家で飼っていた愛犬のスピッツと同じ名前だ。
        餌は配合飼料、くだもの、レバーなど。
        顔がおっとりしていていかにも「カメ」という感じである。
        目の白眼(しろまなこ)があかいが、徹夜したり泣いたから充血しているわけではなく、もともとあかいのである。
        亀の視力は人間より良く、三次元空間も理解し記憶する。
        人間の識別もしていて、腹がすくと夫人に催促し、留守の時間が長いと不安になって玄関に集まって来て、主人の帰りを待っているという。
        亀は爬虫類であるが知能は鳥類かそれ以上あるらしい。
        現在の小生よりすべて勝っている事になる。
        しかしタバコは吸えないだろう。
        勝った!!・・・・・。

        その2

        2002.10.11 Friday

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          S氏の奥さんは時々亀達がいる1階のリビングでいっしょに寝る事もあるらしい。
          「亀も時としていびきをかきます。いびきをかかないまでも寝息があちこちから聞こえてきて真っ暗な部屋で不思議な世界が広がり、言い知れぬ神秘的な癒しの空間になるのです。」
          映画「ガイア シンフォニー(地球交響曲)」の世界そのものだ。
          亀達もこの地球で人間や他の動物と同じ生物として、必死に生き、恋をし、子孫を残し、その生涯を終える。
          いびきもかくし、眠っている間にいろんな夢を見ているのかも知れない。
          添付写真はビックリする姿であるが、水槽を活発に泳ぎ回る「ジーベンロック長首亀」・パプアニューギニア産。
          愛称「ジーベン」7歳。
          餌は配合飼料、魚、レバー、鳥のささみなど。
          ちゃんと日光浴もするらしいが陸上の歩行は首が長すぎるため不得手。
          長い首は甲羅に入らないから胴体に巻いて寝るらしい(!?)

          その1

          2002.10.07 Monday

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            わが速魚川の中庭に「日本石亀」を飼育することを提案してくれた「亀仙人」S氏の愛亀を5回にわたって紹介する。
            S氏の自宅には世界中の珍しい亀が23匹ほど住んでおり、リビングを我が物顔で闊歩している。
            リビングには陸亀と水亀が雑居しており、陸亀は各々、かわいい家に住んでいて夜はそこで寝て、昼間は中庭に下りて日光浴をしたり、風呂場で風呂に入ったりと人間と同じ生活をしているらしい。
            S氏は20年程前に一匹の亀を飼い始めたのをきっかけに、亀の世界にはまってしまい、亀に関するありとあらゆる本を読み漁り、ペットショップに行っては店の亀の健康状態などを店員に指摘し指導するまでになった。
            「この亀はストレスが溜まっていて、甲羅のここに異常が出始めている。
            このままだとあと2週間ほどで呼吸困難になって・・」店員か主人は気味悪がって「その亀、あげるから持っていってください」てなことになり、だんだん増えて現在23匹ということらしい。
            恐るべし、S氏。
            添付写真は非常に珍しいコスタリカ産の陸亀で「アカスジ山亀」という。
            13歳のメス。
            今年も産卵したらしいが交尾をしていなかったので無精卵だったとか。
            餌は陸亀フード、エビ、野菜、みかん。
            通称「ヤマさん」
            目が「ET]みたいでキュートだ。
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