その1

2003.03.26 Wednesday

0
    次第に気温が上がってきて春が来た事を肌で感じれるようになった。
    「スプリング ハズ カム」のスプリングは「春」のことだが、ばね、湧き出る、芽を出すなどの意味もある。
    茶房&ギャラリーの中庭の端っこに今年も葉ワサビが芽を出した。
    三重県にいる実姉が地元に自生する葉ワサビを一昨年前に持って来てくれて、それを中庭に植えたものだ。
    ワサビは直射日光を嫌い涼しく湿度の高いせせらぎ沿いに自生する。
    中庭では春から初夏にかけて凄い勢いで葉を広げるが真夏になると日照時間が長くなり暑い日が続くので枯れてなくなってしまう。
    それでも根はしっかり残っていてこのように毎年今の時期にはいっせいに芽を出し始める。
    静岡県などのワサビ田みたいに寒冷紗(かんれいしゃ?)みたいな日よけの幕をしてやれば真夏も元気なのだろうが、中庭の景観を考えるとワサビだけ特別扱いするわけにもいかない。
    特に最近は弟・知明が園芸や庭園に関する本を多く借りてきて読み漁り、中庭のメンテナンスを完璧なまでにこなしているので以前みたいに草がうっそうと伸び放題になるということはなくなった。
    コケなどが主体になっているのでワサビにとって日照時間が少ない中庭であろうと日陰がない分厳しい環境になるのだ。
    それでも毎年健気(けなげ)に芽を出し感動を与えてくれる葉ワサビを愛しいと思えるのだ。
    1