猪原金物店・コラム明治10年に創業。九州で2番目に歴史の金物屋

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「カスタム・ナイフ & フィギュア」二人展・その4 11:21
添付写真は、松崎氏に頼んで、10月の30、31日に東京で開催された「第20回 JKGカスタムナイフコンテスト」において、見事受賞した「JKG大賞」の盾と受賞作品「24マルチブレード・オフィスナイフ」を手に持ってもらい撮影したものだ。

 すでに11月初旬に、東京の川村龍市氏から「受賞した盾(ベスト・イン・ナイフ賞)は、猪原さんの店に飾ってください」と郵送してきているので、松崎氏の「JKG大賞」の盾とあわせて、カスタムナイフ界の最高峰の栄誉ふたつが、当店の陳列棚の上に飾られることになった。

 おまけになんと、大賞作「24マルチブレード・オフィスナイフ」を当店に常設展示することになった。

 松崎氏は、作品展の前日の19日から最終日の23日まで、丸4日間、島原に滞在した。     佐世保から、今が旬の「ひらす」と猪と鹿の肉を持参して、それらの全てを自ら調理し、われら友人達にご馳走してくれた。     舌がとろけるほど美味しく、珍味で、全員が感動したのだった。

 松崎氏の人柄については、コラムでかなり紹介したが、自分が体験した喜びや楽しみをみんなと分かち合いたいという願望が非常に強い人で、彼の言動には持って生まれた「人徳」が節々ににじみ出ている。    それぞれの【道】で秀でた能力を発揮する人は、周りの人を立て、謙虚で力強い優しさを併せ持つという共通点があるようだ。

 おまけに、自分自身も楽しんでいるという凄さがある。     恐るべし「松崎猛」。     本当に4日間、お疲れ様でした。     来年の11月も「カスタム・ナイフ展」は開催される予定だ。     請うご期待。 
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「カスタム・ナイフ & フィギュア」二人展・その3 11:20
「エイリアン」と「プレデター」が、140年前に作られた床の間の、それも目の覚めるような緋毛氈(ひもうせん)の上でひしめき合っている・・・・・

 う〜ん・・・・ちょっと、なにか場違いな雰囲気だと言われても否めないような気がする。    しかし、小生は好きなんだなあ、こんな世界が・・・・ 

 現代は、街や家や人の心にも【妖怪】が棲まなくなった・・・・と、KTN(テレビ長崎)のチーフ・プロデューサー・山本正興氏が嘆いていた。     畏怖、畏敬の念を失った時、人は平気で人を殺せるし、自然を破壊できる。   

 「エイリアン」や「プレデター」に代表される【得体の知れない恐ろしい存在】が、映画などでヒットするのは、現代人の記憶の中に「神や妖怪と共に暮らしていた精神世界」が残っているからかも知れない。 

 アニメの世界でも、宮崎駿監督の「となりのトトロ」、「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」などが世界中で大ヒットした背景には、作品の完成度の高さもさることながら、科学万能の物質文明の中で、精神世界を喪失してしまった現代人の回帰願望があったからではないだろうか?

 自慢ではないが、小生などは日頃から「やまのかみ(WIFE)」に対して、畏怖の念を失くしたことはない。        妖怪や【妖怪に類するもの】を恐れ敬う姿勢は、生きていくうえで絶対に必要である。    絶対に・・・・・    
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「カスタム・ナイフ & フィギュア」二人展・その1 11:17
いよいよ、「カスタム・ナイフ&フィギュア」二人展が開催される。     今回は、松崎氏がナイフメイキングの実演を会場で披露するという企画が組まれている。

 小生も、じかにナイフメイキングを観るのは初めてである。(ドキドキ、ワクワク)

 会場にはすでに島崎氏のフィギュアも持ち込まれて、準備も進んでいる。    すでにコラムで紹介してきた作品群の現物がズラリと集結している。     すごい迫力だ。
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「カスタム・ナイフ & フィギュア」二人展・その2 11:19
添付写真に説明は要らないと思う。

 天才・たけしのナイフ・メイキングを、鬼才・井上龍一郎(書道家)が楽しみながら、しっかり観察している。
 松崎氏が向かっている機械が、「バーキング(BUR KING)」というナイフ制作にはかかせない【万能研磨機械】である。     これは、ホイールや研磨ベルトの組み合わせをいろいろ変えることで、粗研ぎから鏡面仕上げまで、あるいはいろんな平面や曲面の研磨加工が可能になる恐るべき機械だ。    通常のものでも、40〜50万円はするという(!?)。    詳しく知りたい方は、当店トップページのリンクから松崎氏のHPへリンクすると見ることができる。

 10年間使っていた機械が故障して、最近、モーターとインバーター(変速機)を新品に取替えて修理したらしく、実に静かにスムースにベルトが回転していく。    すでに「焼き入れ」が済んだ【シース・ナイフ(折り畳み式のフォールディング・ナイフと違い、ブレードとハンドルが一体となった革サックに収納式のナイフ)】を研磨していく松崎氏の眼は、いつものにこやかな眼とは全く異っている。

 小生は長い間、ナイフメイキングの現場を観たいと願っていた。    恐らく、松崎氏がナイフ作りに目覚めるずっと以前から・・・・・      それがやっと、思わぬ形で実現したのだ。    神様が、川村龍市氏を当店に招き、その友人の松崎氏と縁をつないだ。     松崎氏が今回、会場で実演をしましょうと提案することで、永年の夢が実現した。     そのように考える自分は、やはり歳をとったのだろうか?・・・・・

 悔しいのは、松崎氏が実演している最中に、自分は店に張り付いて居らねばならず、隙を見て、駐車場の現場にいると、「なんばしとっとね!!   店にお客さんの来とらすやろ!   早よう店にもどって」と、鬼嫁の罵声が飛ぶことだ。     フラストレーションとストレスが一気に襲ってくるのが自分で分かった。     「また、来年もやりますけん。」と、察した松崎氏が慰めるように言ってくれた。

 来年も同じシチュエーション(状況)だとすると、フラストレーションとストレスに【絶望】が加わることになる。     顔中に包帯か松葉杖だと観られるかもしれない。     しかし、痛いだろうなあ・・・・
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