猪原金物店・コラム明治10年に創業。九州で2番目に歴史の金物屋。
金物店の裏では喫茶店も営業しています。

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「竹灯篭」 by 遥 ・その3 08:18
 添付写真は、竹の楼台である。    使用材は「五三竹(ごさんちく)」といい、冬の今の時期のみ、切り出しが可能だそうだ。    竹の根元の節が詰まっていて、面白いねじれやゆがみが出ることから珍重されている。    遥氏が自分で切り出したものを使ったそうだ。

 使用する蝋燭は、楼台の最上部に刺して灯す。    部屋と外部との境目に置いて使うのが理想だ。     
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「竹灯篭」 by 遥 ・その2【夜】 14:49
 添付写真は、花びらをイメージして作られた試作品。    形は、中心から左右に開いている。    使用材は真竹で、ござ目編み、青梅編み、縄目編みを採用した。

 廊下や壁際の低い位置に置き、足元を照らすと効果的である。   弁柄(べんがら)色の壁に、竹の網目模様が美しく映っている。    もちろん蝋燭の揺らぎで、影も揺れ、背景全体が生きているように呼吸する。

 女性作家ならではのたおやかで優しい表現だ。    竹が蝋燭の炎を優しく包もうとしているようにも見える。  

 池永氏は、工房の名前を【光創舎】とし、作家名を【遥(はるか)】とした。   「この、灯りを見て、見た人が心安らぐきっかけになれば」という願いを込めて作品を作っていることから、仄(ほの)かな灯りというイメージを大切にするために、自ら【遥】と命名したそうだ。

 これは、彼女にとって、ひとつの決意かもしれない。     その想いを大切にしたいので、今後、池永朗子の作品ではなく、遥の作品として扱っていくことにした。    がんばってください!!  遥さん。

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「竹灯篭」 by 遥 ・その1【夜】 14:46
添付写真は、前回の「掛けあんどん」に蝋燭(ろうそく)を灯(とも)したところ。

 背面の壁に映った縦格子状のヒゴの影が、日本的で妙に落ち着く。    写真は静止しているが、実際は蝋燭の炎で影が揺れるので、壁全体が生きているような錯覚をおぼえるという。

 こんな雰囲気で、お酒を呑んだら美味しいに決まっている。    早く実物が見たいものだ。
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「竹灯篭」 by 遥 ・その1 14:44
12月のコラムで「路地行灯(ろじあんどん)」を紹介したが、製作者の池永朗子(あきこ)氏から新作の行灯の写真が送ってきたので紹介する。

 添付写真は、「掛けあんどん」。    廊下や軒下に長さの調整が可能な鎖で吊るして使用する。    使用竹は丸ひごで、山路(やまじ)編み、縄目編みを採用した。

 なんだか「鳥かご」を連想してしまう。   丸ひごの繊細さと微妙な「ゆがみ」が心を和(なご)ませる。    まだ試作段階ではあるが非常に面白い造形である。     竹の底に撥水(はっすい)効果の高い塗料を塗って、その撥水効果により、水に浮くあんどん(!?)も構想中らしい。    大胆で奇抜な発想だ。
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