猪原金物店・コラム明治10年に創業。九州で2番目に歴史の金物屋。
金物店の裏では喫茶店も営業しています。

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第一回【龍一郎個展・春らんまん】その9 18:04
本日つまりゴールデン・ウィーク最終日(5月8日)で、第一回【龍一郎個展・春らんまん】が終了した。  「東日本大震災」、「福島原発事故」と、時を同じくしたことで一生忘れられない作品展になるだろう。  作品展最終日にもかかわらずポツポツと観客や友人が来てくれた。 
 

上と下の写真は、例の風龍オリジナルTシャツを着た二人のモデル。  「極端に対照的なモデル」を使うことで、このTシャツが老若男女あるいはどのような顔(人相)や体型の人にも着こなせる、ということを表現している。  従ってどなたでも安心して購入できるのである。  S・M・L・XLと各サイズを当店にて今後も継続販売することになった。 売り上げの一部は福岡のペシャワール会を通してアフガニスタン難民支援に送られる。

写真右の若くて美しいモデルは、龍一郎ファンであり助産師のH女史。 数年前の「二人展・春らんまん」の時、速魚川ギャラリーの会場で知り合った。  H女史はその後、助産師の資格を取得しオーストラリア
に語学留学、北欧やインド、モロッコなど女性一人でどんどん出かけて行くようになった。

最終日の会場で写真を撮った後、数人で歓談をしながら新しい作品展の企画が決まったそうだ。 今年の8月1日〜3日に、長与町のカフェ・ド・ジーノ(シーボルト大学前)において、龍一郎とこのH女史とS女史の3名による合同作品展が開催されるのである。  な、なんとH女史は陶芸作品に挑戦するそうである。 長い人生には何が起こるかわからない。 人との出会いも含め、すべてをチャンスと捉え大胆に行動することで人生は確実に豊かになっていく。  

 

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第一回【龍一郎個展・春らんまん】その8 12:57
今年のゴールデン・ウィークは、「東日本大震災」の影響を受けて各地の観光地を直撃している。 特に中国や韓国、台湾など東アジア諸国の観光客の激減は深刻である。 福島原発の放射線漏れの風評被害はまだしばらくは続くものと思われる。 それでも全国各地では知恵を絞っていろんな企画を立ち上げ行動を始めている。 皮肉にも今度の大震災によって、日本国や日本民族はより強くより高いレベルに生まれ変わる事になるだろう。 
 

今年のG・Wの傾向は「安・近・短」という。 安い費用で、近い場所に、短い期間だけ旅行に行くらしい。  「東日本大震災」の被災者に対する心遣いから自粛ムードが広がったのである。 しかし、5月に入って、この自粛自体が日本経済全体の停滞あるいは後退を招き、結果として莫大な費用を必要とする被災地の復旧、復興を遅らせる事になるという認識が広がったのだろうか、国内の動きに変化が出始めた。 

上の写真は、5日(こどもの日)の茶房・速魚川中庭の風景。 ファミリーレストランと異なり、冷凍モノを一切使用せず注文を受けてから作るので時間がかかるが、文句を言うお客はほとんどいなかった。  「島原は良かったね。」と観光客が評価する理由のひとつにでもなれればと願い、心を込めて料理を作っているつもりである。 そしてこのような状況の中でも、わざわざ島原を目指して来てくれる多くの人達に深く感謝である。


速魚川中庭の池を挟んだ廊下で黙々と仕事をする井上龍一郎氏。  今回からお客様のリクエストする言葉をその場で色紙に書いてお渡しするという企画が加わった(3000円)。  見ている前で自分の頼んだ言葉が書になっていくことに不思議な感動を覚える、と何名かの人が言っていた。

連休で東京から帰省して、茶房を手伝ってくれた次女が 「釣りに行きたい」と言ったので、ご褒美に6日の早朝から近所の海(車で5分)に父娘二人で釣りに行った(上と下二枚の写真)。 娘と釣りに行くのは10年ぶりだった。 

築地魚市場のプロみたいな黒ずくめの服装で登場したので笑ったが、本人は真剣である。 午前9時に 「そろそろ帰って開店の準備を」という指令電話があるまでの3時間は存分に釣りが楽しめる。 次女は10年前(小学3年生当時)に、同じ場所で600グラムのカレイと1キロ近くのキビレチヌ(黒鯛の一種)を釣り上げた感動が忘れられないのだ。  しかし残念ながらこの日の釣果はゼロ。



 
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第一回【龍一郎個展・春らんまん】その7 15:15
いよいよ明後日からゴールデン・ウィーク。  5月8日(日曜)まで開催される第一回【龍一郎個展・春らんまん】も大詰めである。 この一ヶ月間に多くの龍一郎ファンの人々が速魚川ギャラリーを訪れてくれた。  

龍一郎作品の写真ばかりを添付して文章を入れなかったことで、少々の誤解を招いてしまったことをお詫びしなくてはならない。  書に描かれている【鬼】や【龍】の絵は、龍一郎氏の福岡の友人でイラストレーターの谷口富(ゆたか)氏によって描かれたものである。 協働つまりコラボレーション作品になる。 何名かの知り合いから 「龍一郎先生は絵も凄いですね! 鬼の絵なんか特に素晴らしい。」と褒められて 「ぁ、あのう・・・じ、実は・・・」と返答に窮してしまった。

しかし、鬼と龍の絵以外の書に描かれている絵、例えば桜とか、富士山、月、梅、太陽などはすべて龍一郎氏によるものである。 龍一郎氏は数年前から書に絵を描くようになった。 最初は「あ〜ぁ、せっかくの書が台無しばい」とか批判されていたが、そこでめげる龍一郎ではない。 叩かれれば叩かれるほどファイトが沸く性分で、どんどん絵を描くようになった。(天邪鬼・アマノジャクという別の表現もあるが・・・)

これが功を奏して年々腕を上げてきている。 桜の表現も繊細で優しく素晴らしい。 梅の絵が大好きと言った女性ファンも数名いた。(大宰府名物「梅ヶ枝餅」の包み紙みたいだ、と酷評した友人もいたが・・・)  「カタツムリの歩み恐ろし」という言葉があるように、コツコツ続けることの大切さを龍一郎氏が身を持って証明してくれている気がする。 ほめてもくさしても伸びる龍一郎の歩み恐るべし。
 
 







上の写真のTシャツは、アフガニスタン北東部のパシュトゥン語 「ミナ・アオ・アマン」。  日本語で「愛と平和」の意味。 龍一郎の原書をシルクスクリーンで印刷してあり、デザイン的にも優れている。 Tシャツの生地も厚くしっかりしたものを採用してあり、何度洗濯してもへたらない。  3000円(税込)で子供用からS、M、L、2L、3Lと各サイズ有り。




上と下3枚の写真は、龍一郎直筆の一点ものTシャツ。  上質生地のTシャツに洗濯しても色落ちしない染料で本人が好き勝手なことを書いているが、けっこう人気がある。  4000円(税込)。





















 
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第一回【龍一郎個展・春らんまん】その6 12:40
有田の陶芸家・大石順一氏が井上龍一郎氏の個展を見に来て、「DMを作りましょうか?」と提案してくれた。  大石氏は会場に展示してある龍一郎の大書「真心」を何枚か写真に撮って帰った。 3月11日「東日本大震災」の衝撃に対し、魂のすべてを出し切った龍一郎渾身の書である。

一週間ほどしてDMが送られてきた。  大石順一氏の教え子で美大生・武田納穂(なお)氏の作品である(下の写真)。 大石氏の師匠であるグラフィックデザイナー・竹崎正憲氏の孫弟子にあたるが、福岡の美大予備校【美塾】でデザインの基礎を徹底的に叩き込まれているので、学生ではあるがプロとして即戦力になりそうな実力をすでに身につけている。

 







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第一回【龍一郎個展・春らんまん】その5 17:19
「広報が不十分だから速魚川の入り口に看板ば出そう。 龍ちゃん書いて」 「筆も墨も持って来てるから書くよ」 てな具合で、当店で販売してる和紙の中から桜色(薄ピンク)を選んで中庭の廊下で龍一郎氏に看板を書いてもらうことになった。  龍一郎氏はしばらく考え込んでいたが、おもむろに筆を動かし始めた。 「おっ!・・・・いい感じだねぇ」 「・・・・・(黙々と集中している)」






「龍一郎書道展・・・・・春らんまん・・・・・いい字だね。 あとの余白には会期を書くんでしょ?」 「・・・・・(集中している)」 「ひっし・・・・・まめたん!?  生きるんだ・・・」 「“ひっしまめたん”って、何ね?  博多弁?」 「うん。 博多弁。」 「へぇ〜・・・まめたん? “赤尾の豆単”って昔受験生の必携アイテムにあったなぁ・・・  受験英語に出る豆単語暗記用の本。」


立派な看板が完成したと思った刹那、龍一郎氏は小筆に持ち替えて何かを書き始めた。 「わっ! な、なにをするんですか!? 」 「・・・・・・(集中している)」 「木?・・・・・花びら・・・・あぁ、桜を表現したかったんですね・・・」 「・・・・・(集中している)」 「えっ! な、なに? 桜の下になに描いてるの? ・・・・サル? ヒト?・・・」 「・・・・・(集中している)」

「あのねぇ・・・蛇足って昔から言うでしょう?  そんなにいっぱいサル、・・・いやヒトを描いて・・・・」 「このほうが賑わってて楽しいよ。 ・・・・・ウ〜ン・・・伊藤若冲とまではいかないけどね」 「じゃ、じゃくちゅう!?・・・・・あ、あんたね・・・」 眼が次第にロン・パリになっていく。 もう誰も龍一郎を止めることはできない。 春の狂気・・・・





 
龍一郎氏と看板の準備をワイワイやっている間に、中庭にふっと目をやるといろんな植物が芽吹いている。
「あれ!?・・・・葉ワサビだ。  今年もがんばって芽を出したね。 ほら! 花まで咲き始めてるよ。」   7年ほど前に三重県にいる実姉が近所の山から採ってきて植えたものである。  毎年春には芽を出すが、九州の夏の暑さに耐えきれずに葉が枯れていたが、数年もすると適応し始めたのか、真夏も枯れなくなった。
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第一回【龍一郎個展・春らんまん】その4 19:05
















 
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第一回【龍一郎個展・春らんまん】その3 19:12












 
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第一回【龍一郎個展・春らんまん】その2 20:46








 
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第一回【龍一郎個展・春らんまん】その1 16:28
【東日本大震災】の情報が連日、テレビや新聞などで報道されている。 福島原発の放射線漏れから東北関東地方の市民生活および経済活動にも大きな影響が出はじめている。 西の果の島原においても、スーパー、コンビ二、電気店から乾電池や懐中電灯、携帯ラジオ、ペットボトル(水)などが姿を消した。 島原市内でも市役所や商店街、町内会、各種団体などで募金活動が始まっている。 島原市民は20年前の【雲仙普賢岳噴火災害】の経験と全国からの暖かい支援を忘れてはいない。

先日の【美術刀剣展】と同様に、3月27日(日)から予定通り、第一回【龍一郎個展・春らんまん】を開催する。 このような状況だからこそ我々日本人は元気を出さなくてはならない。 福岡の書道家・井上龍一郎は今回の【東日本大震災】に対して支援の書を多くの人達に送っている。 今回の速魚川初の個展において、また【東日本大震災】の状況の元、龍一郎はどのようなメッセージを書に込めるのだろうか?

          第一回 【龍一郎個展・春らんまん】 in 速魚川

                    ★ 会期 3月27日(日)〜5月8日(日
                      

以下の写真は、ボイラーなどで有名なメーカー【CHOFU(チョウフ)】の今年のカレンダー。 昨年このコラムで経緯は紹介したが、全国の特約店や販売店に20万部、無料で配布されている。 龍一郎の書は春の新茶時期に【お茶の山口園】のテレビCMで流されることでも有名である。

 



















 



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