猪原金物店・コラム明治10年に創業。九州で2番目に歴史の金物屋

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【モード画家・山下純弘】その4 12:22
東京のギィ アンティック ギャラリー主宰・山下純弘氏は、中村氏、米谷氏の二人の男性を伴って、あさって8月29日(金曜)の午後3時頃に島原に到着する予定だ。8月30日(土曜)午後7時から、この3名をゲストに迎え【恋ヲしようよ!プロジェクト in 島原】の企画による《Welcome Party》が速魚川ギャラリーで開催される。6月の「パリ祭」に続き、再び山下氏と島原半島の女性たちとの合同プロデュースである。参加費2000円(飲食代込み)自由参加要予約。

《Welcome Party》の内容は、サプライズ企画なので詳細は明かされていないが、約1時間弱のドキドキワクワクの三部構成。
パーティーのタイトルは【 島原「恋」物語 〜第一夜〜 】。「夏の恋」をテーマにしたトークショーやゲームや「大人の読書会」を【恋ヲしようよ!プロジェクト in 島原】の佐田まゆみ氏と松島奈美氏の二人の司会で進行していくらしい。山下純弘氏がどのようなメッセージを我々に伝えるのか? 同行した二人の男性はどういう人物なのか? ミステリアスゥ〜・・・

下の文章は以前、ブログで紹介したが、今後の日本の方向性を示唆している気がしてならないので、再度添付した。一度、山下氏をゲストに迎えて、この【感性と経営】をテーマにしたトークショーやパネルディスカッションなどを企画したら面白そうだ。


 【 感性と経営
 
必需品が行き渡った社会では、人々の関心は楽しみや美しさに向かう。
デザインや音楽、絵画に。その結果、芸術家の役割が経済の中で高まる。
ここに中小企業が生き残れる活路がある。芸術的な活動は、個人単位かスモール
ビジネスとして行われるのが一般的だからだ。
イタリア経済はその典型例だ。この国は幾たびの危機を乗り越えて発展しているが、その強みは芸術的なセンスを持った職人たちが製品をつくっていることにある。
 
アートの世界にいる人間として気になるのは、日本の会社でデザインや感性的なことに関する専門性があまり認識されていない点だ。
だから、にわか専門家の横槍がはいるのは日常茶飯事だし、専門性が認識されない結果として技術部門に口出しできなくなって、コンセプト、デザイン優位製品ができなくなってしまう。
 
根源的に、商品のコンセプト、デザインにあわせて技術を開発することにある。
技術優位の日本においては、これは革命に等しい。
ここで大事なのは、経営者の感性である、またその逆もある。
 
山下純弘



下の写真は、6月の「パリ祭」に出展された山下純弘氏のモード画の一部。墨の濃淡やにじみの効果を巧みに操り【男が知るべき女性の美】を探求し続ける山下氏は、決して歩みをとめようとしない。94歳で亡くなる年までポスターを描き続けたレイモン=サヴィニャックの背中を追っているようだ。

  ★過去のブログ【モード画家・山下純弘】Click ⇒
http://blog.inohara.jp/?cid=39676













今年の5月に東京のギィ アンティック ギャラリーで開催された山下純弘氏の個展【 モーターサイクル ダイアリーズ 】の作品の一部が、速魚川ギャラリーに送られて来たので以下に紹介する。バイクを愛しバイクを知り尽くした人間にしか描けない古き良き時代のノスタルジックな作品群・・・・



























































| 【モード画家・山下純弘】 | - | - | posted by ino-haya - -
【モード画家・山下純弘】その3 11:56
今回は小生の度重なる要望を快く受けてくれた山下氏が「モード画」22作品を展示してくれた。 山下氏が予言する「和と洋が融合する時代」を具体化したひとつのモデルパターンである。 山下氏はヨーロッパで料理人修行をしている時、パリ・コレクションやミラノ・コレクションという本場のファッション現場で勉強し、美容師の資格も持っている。

「女性の美」を表現する上で「艶(つや)」という要素を大切にしているという。 これは日本人にしかない感覚で欧米の「セクシー」とは異なる。 その微妙な奥深い日本独特の感性を欧米人が理解し求め始めているというのだ。 ファッションのモード画を日本の墨で描く、という前代未聞の表現方法には、山下氏の日本人としての誇りが垣間見えるようだ。  






















              Y・SUMIHIROの略歴

   1947年   千葉県に生まれる。
           幼い時から祖父・矢野玉堂氏(日本書道会員)から書道の楽しみを習う。

   1968年   山名文夫(資生堂デザイン顧問)のイラストに憧れ、日本デザイナー学院に入学。
           その折、講師・日下部兼樹氏(フランス美術協会)にデッサンを学ぶ。

   1990年   月刊誌・キュリオマガジンから「ブリキ玩具の歩み」を二年間連載する。
           文と挿絵を描く。 初めて墨で玩具を描くことになる。

   2009年   長い間、ヨーロッパのファッションに魅了され、本格的に墨でモード画を描き始める。

   2011年   タイトル「SUMIHIRO パリコレに行く」モード画100点を描く。
           FUGAに於いて個展を開催。 


上と下の写真は、会場を訪れた衆議院議員・福田えりこ氏と談笑する山下氏。 昨年10月の第一回でも、開催前日の会場設営をほぼ終えた時に福田氏が来てくれたので両者は8ヶ月ぶりの再会である。

現在、政局が風雲急を告げる状況ではあるが、福田氏はどのグループにも所属せず一貫して「社会保障の充実」を訴え続けており、政局で判断するような事は絶対しない【政策本位】の稀な政治家である。

「魑魅魍魎が跋扈する」と言われる権力闘争の修羅場「国会」においては、我々国民の想像を超えたストレスや疲労があるはずである。 地元での超多忙なスケジュールを調整して、時にはこのようなギャラリーでサヴィニャックのポスターやモード画を鑑賞しに来て欲しいと思う。 サヴィニャックも福田議員も「大衆」がキーワードなのである。  
 
 


 
| 【モード画家・山下純弘】 | - | - | posted by ino-haya - -
【モード画家・山下純弘】その2 16:20
山下純弘氏を【モード画家】というジャンルで紹介したが、2010年に制作された以下の作品を観た時、アニメ作家としても紹介できるようだ。 全体がほのぼのとした優しいユーモアにあふれている。 単身渡欧し料理人としての修行をした若い時代に、数え切れないほど多くのものを吸収したことが窺える。

この山下アニメの主人公は、まさしく山下氏本人である。 現在も600cc単気筒の英国製ビンテージバイクにまたがり、サイドカーに愛犬を乗せて走っている。 どんな権威や常識にも囚われず、おもねることもない純粋で気高い“少年の心”が今も山下氏の内部には存在しているように思える。  


 
| 【モード画家・山下純弘】 | - | - | posted by ino-haya - -
【モード画家・山下純弘】その1 11:27
ファッションのモード画を「墨」で描く画家は、世界広しと言えども恐らく山下純弘氏しかいないだろう。
山下氏はフランスやイタリアを拠点に料理人の修行をしていた時期に、パリ・コレクションやミラノ・コレクションなど世界のトップモードのファッションショーにも通っていた。 美容師のライセンスも取得し「美」の世界を追及した流れで、いつしか「モード画」を描くようになった。  

モード画を描く際の絵の具は、祖父が書道家だった影響から「墨」を使うようになったという。 「墨」本来の独特な色彩と濃淡、にじみ、筆の流れの多様な表現・・・・日本人の美意識と西洋のファッションを融合させる試みが繰り返された。 油絵などの絵画と異なり「墨」を使った場合、書と同じく一気呵成に仕上げなくてはならない。 まさしく水墨画の世界である。 

サヴィニャックのポスターのコレクターとしても世界的に有名な山下氏であるが、「いつか、京都の清水寺でサヴィニャック展を開催するのが私の夢です。」と語っているように、彼は東洋と西洋を見事に融合させることで国家間や人種の垣根を取り除き、人間本来の素晴らしさを多くの人達に伝える役割があるような気がする。  

来たる6月9日(土曜)〜17日(日曜)に速魚川ギャラリーで第二回「サヴィニャック展」が開催されるが、今月24日・25日の上京時に板橋にある「ギィ・アンティックギャラリー」を初訪問する予定である。 今回も是非、山下氏のモード画をサヴィニャックのオリジナルポスターといっしょに展示して欲しいと思っている。











 
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