猪原金物店・コラム明治10年に創業。九州で2番目に歴史の金物屋。
金物店の裏では喫茶店も営業しています。

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【 長崎 雲仙 ブルーベリー園 『森のよろこび』 】その2 10:48
嵐のようなゴールデン・ウィークが終わった翌日(5月7日)は休日にした。夕方から大学の授業があるという三女をJR諫早駅まで送り届けた後、昼食を済ませて雲仙市小浜町冨津のトンネルに向かった。妻夫木聡主演の映画『悪人』の逃亡シーンに使われた「冨津のトンネル」は、淡い新緑色の光に包まれる今の時期が最高なのだ。

冨津(とみつ)と言えば【 長崎 雲仙 ブルーベリー園 『森のよろこび』 】主宰の中村秀一&聖架夫妻はこの近くだったなぁ・・・・一度訪れてみたいと思いながら電話番号を携帯電話に入れてなかった。くそぉ〜残念!と思った刹那、トンネル道の向こうから自転車に乗った麦わら帽子の男性が近づいてくる。すれ違いざまに「エ〜!!嘘ぉ〜!中村さんだぁ〜!!」こんなことってあるのだ。時間と空間のタイミングから確率論的にいえばまず有り得ないのだが、人間の思考には必ず『引き寄せの法則』が働くのである。従って身の回りに起こる出来事に「偶然」はない。

がりくねった坂道を自転車をこいで登る中村氏に誘導されながら、車はブルーベリー園に到着。道路の脇にブルーベリー園が広がりその向こうは紺碧の海・橘湾が見える。農園の背景には猿葉山(さるばさん)がどっしりと構え、山全体を覆い始めた新緑が眼に痛いほどだ。「こんな環境で仕事ができて毎日が楽しくて幸せです」と中村氏。もし人生の楽園あるいは天国があるとしたら、まさしくこのブルーベリー園だと思った。

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上の写真は、すでに実を付け始めた早生(わせ)の品種。他のほとんどの苗にはまだ花も咲いていない。「早生の品種は6月に収穫ができます。他の品種は7〜9月が収穫時期です。このあたりには絶滅危惧種の日本ミツバチが生息していて、ブルーベリーの花の受粉を助けてくれるのです。」

ブルーベリー園の背後には橘湾が広がり「左が島原半島、右が長崎から野母(のも)半島になります。」と中村氏が説明してくれた(下の写真)。橘湾の先は天草灘である。この日は波ひとつない凪(なぎ)の状態で、母なる海が永遠に続いているように思えた。春の海 ひねもす のたりのたりかな・・・






ブルーベリー園内の左後方に家一軒分ほどのかわいい木立がある(上の写真の左)。「あの場所に野外ステージを作りたいのです。そのステージまでの誘導路にオリーブの木を100株、蛇行させながら植えつつあります。」中村夫妻の夢が現実になろうとしている。「このオリーブの実がなったら、是非オリーブオイルを譲ってくださいね。」と約束をした。

しばらくすると奥様の聖架さんがブルーベリー園に到着した(下の写真)。数年前まで中学校の英語教師だったが中村秀一氏との結婚を機に退職し、夫婦で農業に従事することになった。機械を一切使わない農法なので若い女性にとっては過酷な毎日だったはずだ。そして1000株のブルーベリーの苗木を植えるという目標を見事に達成した。まばゆいほどの二人の笑顔を心に刻みながら「人生の楽園」を後にした



 
| 【 長崎 雲仙 ブルーベリー園 『森のよろこび』 】 | - | - | posted by ino-haya - -
【 長崎 雲仙 ブルーベリー園 『森のよろこび』 】その1 20:24
今から10年以上前に、当時島原養護学校の教諭だった中村秀一氏の絵画の個展を速魚川ギャラリーで開催した。その後、彼は海外青年協力隊としてパラグアイに2年間滞在し、帰国した時はパラグアイへの移住を真剣に模索していた。日ごろから「縄文人になりたいのです。」と口癖のように言っては、現代人とは比べものにならない縄文人の高度な知恵と自然との見事な共生に対する憧れを熱く語っていた。

それから5年ほど経過しただろうか? 一時期体調を崩しパラグアイへの移住を断念した頃、長崎市内で勤務していた同じ中学校の英語教師と結婚した。現在の奥様である。それから時を経ずして二人は教師を退職し、中村氏は農業研修をしばらく受けた後、数年前にブルーベリーの農園経営に夫婦で人生をかける決心をしたようだ。

彼の高潔で優しくユニークな人柄に魅かれる友人やファンは多く、小生もその一人である。現在、雲仙市小浜町冨津(とみつ)に在住しブルーベリー農園を営んでいる。彼は長年の夢を実現したのである。時々夫婦で速魚川の湧水を汲みに来ており、来たる10月27日の【有明海を望む満月夜の宴】に誘うと眼を輝かせて非常に喜んだ。

しかし、その日は月齢を厳守してブルーベリーの苗を500本(!?)植え終わる日であり、夫婦とも身体が疲労のピークであるという。奥様がボサノヴァの大ファンということで是非来て欲しいと思うが、機械を一切使用しない手植えの作業がどんなに過酷なものか我々には想像もつかない。もし、少しでも余力が残っていたら来て欲しいと切に願っている。

以下の写真は、もう二度と絵筆を持つこともないであろう中村秀一氏の絵画の中で小生が一番好きな作品である。



       猪原信明 様
 いつもお世話になっています。
「長崎 雲仙 ブルーベリー園 森のよろこび」の 中村秀一です。
 先日お話ししました、雲仙観光ホテルとブルーベリーの件ですが、
さっそく、秋のディナー・メニューに取り入れていただきました。
「雲仙観光ホテル」ホームページ → ダイニング&バー → フレンチディナー
で見ることができます。もしよろしければ、ご覧になって下さい。
この料理を作る 山本晋平・洋食料理長は、那須高原にある
あの「二期倶楽部」から来られた方です。
また、統括料理長と洋食料理長のお二人が、
直接ブルーベリー園に来訪され、当園を視察された後、
「これから、一緒にやっていきましょう」と言われました。
 ブルーベリーの収穫1年目にしてこのような栄誉にあずかり、
ただただ感謝があるばかりです。
 11月まで、私たちのブルーベリーが味わえるようになりました。
予約をしてメニューを指定していただければ、ランチでもできるそうです。
うれしいニュースを猪原さんにお届けしたくて、書かせてもらいました。
 それでは、以上お知らせまで。
今後とも何かとお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
          長崎 雲仙 ブルーベリー園 森のよろこび
                   中村 秀一





















 
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