『仏前結婚式』 in 興福寺

2013.07.22 Monday

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    今月は一挙にいろんな事が集中した月だった。今後の日本の行方を決定するであろう参議院選挙も昨日終了した。書きたいことは山ほどあるが抑えようっと・・・

    7月13日(土)に、長崎の親戚の結婚式があった。式場は名刹『東明山・興福寺』。今では珍しくなった仏前結婚式だ。中国・黄檗宗(おうばく)の開祖『隠元』禅師が日本に渡海して初めて入山した寺として有名で、このお寺のご住職と我が家の付き合いもすでに15年目を迎える。家族ともども大変お世話になってきた。

    「結婚式は興福寺ですることになったって」「え〜!? な、なんで?」「花嫁がご住職と懇意にしているかららしい」「いやぁ〜・・・奇遇だなぁ」「世間は狭いね」「仏前結婚式に出席するのは初めてじゃないかなぁ・・・しかも黄檗宗、そしてあのご住職・・・」「よかったよかった!楽しみばい」




    式は国の重要文化財に指定されている本堂の『大雄宝殿』で厳かに執り行われた。日本最古(1620年建立)の黄檗宗の唐寺として知られる興福寺。現在、第32代目の住持である松尾法道氏が神仏の前で静かに流れるように粛々と新郎新婦の永遠の契りを進めていく。

    松尾氏の僧侶としての正装は初めて見たような気がする。式が終了後「今日のご住職には大変感動いたしました。まるで別人を見ているようでした。」と、日ごろの調子で茶化すと「当たり前でしょ!」と一喝された。



    新郎が従兄ということで、我が家の3人姉妹も久し振りに東京や小倉から集結(下の写真)。娘たちが小学生のころから興福寺にはたびたび連れて行った。「猪原家の娘たちはペチャクチャペチャクチャ騒がしいほどよくしゃべる。一体誰に似たのかねぇ。」とご住職から皮肉を言われていたが、外見だけはすっかり大人らしくなった三姉妹に囲まれてご満悦の様子。(まだ中学生みたいなのも一人混じっているが・・・)



    披露宴の会場は同じ長崎市内の江戸時代から続く老舗料亭「橋本」。長崎検番の芸子さんが5名来ており「長崎ぶらぶら節」など小唄や長唄などの踊りや舞いを披露し、会場が大いに盛り上がったのだった。(下の写真)




    上の写真は、卓袱(しっぽく=丸テーブル)を囲む来賓客にお酌をしにきた長崎検番の若い芸子さん。踊りも舞いも見事にこなす妖艶で美しい彼女は五島出身で、な、なんと21歳!?いずれ長崎の伝統文化を背負っていく存在だ。・・・その横にドデーンとふてぶてしく鎮座している無芸大食の3女も21歳・・・なんだぁ〜!!この違いは!



     
    我が家の三姉妹が一堂に会する事は、今後結婚式や葬式以外にはないだろう。三人を撮った過去の写真を見て最近気づいたが、長女は左、次女は右、三女は中央と位置が決まっているようだ。これは無意識にポジショニングしているように見えて、実は左脳、右脳、センター(意志決定)の位置関係を表しているような気がする。

    下の写真は、10年前の夏休みに知人宅に泊りがけで遊びに行く直前のもの。


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