猪原金物店・コラム明治10年に創業。九州で2番目に歴史の金物屋。
金物店の裏では喫茶店も営業しています。

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『鹿児島に行こう!』その2 22:29
鹿児島市の講演が近づいたある日、フッと毎日新聞社・鹿児島支局の記者・山崎太郎氏のことを思い出した。鹿児島に行くなら是非、彼にも会って情報交換をしたいと思い連絡した。すると、すぐに山崎氏から以下のメールが届いた。

    猪原さま

添付のPDFファイル(新聞記事)をご覧下さい。
16日の講演会の前後、よければ「レトロフトビル」を見学されませんか。
猪原金物とは毛色が違いますが、それはそれは素晴らしい建物です。
猪原さんにとって刺激になること請け合いです。


オーナーの永井さんは、鹿児島における猪原さんです。
レトロフトは私にとっての
逃れの町(笑)。
芸術を愛すること鹿児島随一で、教養人であり、人格者でもあります。
猪原さんと波長が合うこと請け合いです。

                      山崎拝



壁につけられた『レトロフト』のデザイン文字。依頼したデザイナーが完成するまで1年以上かかったという。



16日の講演は午後9時に終了し、その後「天文館通り」の料理屋で、主催の都市景観課の職員8名と「打ち上げ兼交流会」をして頂いた。技術職のエリート公務員で硬いイメージを持っていたら、さにあらず。実に柔軟で表現力豊か、好奇心旺盛にしてユーモアもある。個性は異なるが各人の眼が輝いている。鹿児島人の気質なのか世代の違いなのか? 酔いに任せて随分勝手なな事を言ってしまったと後で反省した。翌日の午前10時に、山崎記者がホテルまで車で迎えに来てくれた。

向かったのは、もちろん【レトロフト】。オーナーの永井明弘氏は、前日の講演会に参加してくれていたので、会場で名刺交換は済ませていた。35年以上、島原を出たこともなく金物屋しか知らない自分と異なり、永井氏はイタリア在住などあらゆる勉強や経験を積んだ教養人であり、深いインテリジェンスをひけらかすこともなく柔和で気さくな本物の人格者だった。イタリアで知り合って結婚されたというテキスタイルデザイナーの友美恵夫人も御主人と同様に知性と教養に満ち溢れた人物だった。

歩道まで迎えに来てくれた永井夫妻が、最初に案内してくれたのは二階のアートギャラリー(下の写真)。あらゆるアート作品を包含できるように、白とグレーの無彩色を基調にしながら、受付の背景色だけはイタリアで見つけたというオレンジ色を一点入れてバランスがとられていた。う〜ん・・・・やっぱりデザイナーである二人のセンスがあふれ出ているよなぁ・・・
ここでは、作品の展示や演劇、コンサートなどが開催されており、むき出しのブロック壁の裏側は、な、なんとシャワー、トイレ、洗面所、キッチン、ソファー、ベッド付きの簡易宿泊施設(!?)。

ギャラリーで作品展をするために外国や遠方からやって来たアーティストのための無料宿泊施設なのだ。アーティストにとってはまさに天国である。ホテルへの移動や昼夜の時間を気にすることなく、会場設営や展示の変更も納得いくまでできるし、疲れたら自由に休憩や飲食もできる。打ちっぱなしのコンクリートの天井には、あらゆるシーンを想定した照明器具や頑丈なフックがつけられていた・・・・このような理想的なギャラリーが果たして国内に存在するだろうか?








上の写真は、山崎太郎氏がテキスタイルデザイナー・友美恵夫人にオーダーしていた酒袋製の小物入れ(黒いショルダーバッグの側面に固定された褐色の袋)を携えてポーズをとっているシーン。島原に8年間いた頃に比べて、すごくダンディーかつスタイリッシュになっている(タロウちゃん、ゴメン!)。

下の写真が、例のギャラリーの楽屋裏兼無料宿泊施設。程よい空間で、永井氏の遊び心とアーティストへの優しさがにじみ出ている。写真上の赤い照明器具もアーティストの手作りで、夜の雰囲気がぐーんとムーディーに変わりそう・・・・




「レトロフト」二階のアートギャラリーの隣にスイーツの店があった。店内に入ると、随分昔からお菓子を作ってきたような懐かしい雰囲気があり、イタリアやフランスの路地に迷い込んだ錯覚をおぼえるのだ。二層に仕切られたガラス越しの厨房では、それぞれ菓子職人が手際よく菓子作りをしていた。店内にはヨーロッパと鹿児島の伝統を見事に融合させたオーガニックな各種スイーツが所狭しと並べられ、素敵なパッケージデザインの色彩と調和して、まるで作品展を観ているようだ。

同じフロアに長いテーブルの喫茶コーナーも併設されており、美味しいお茶やお菓子を楽しみながら、会話や読書をしたりできるのだ。さっそく、永井氏お勧めのスイーツと紅茶を頂いたが、「なにこれ〜! ホンマに美味い!!」と感動。和と洋が対立から融合に向かっていることを、こんなところで実感するとは夢にも思わなかった。ローカリズムとグローバリズムの臨界点がここに存在していた!









感動と興奮で時間が経つのを忘れて永井夫妻と話し込んでしまう。この素晴らしい人たちに会う「目的」だけで鹿児島に来ても惜しくない、と思った。この「レトロフト」同様に、何もかも包み込む優しさと強さと聡明さを併せ持つ人たちである。

トイレがしびれる・・・・「排泄」という自然現象が、なにか崇高な哲学に裏付けられた神聖なセレモニーのような錯覚に陥るのだ。いや、錯覚ではなく「排泄」とは本来、生きていくうえで一番神聖で崇高な行為なのかも知れない。「不浄」より「雪隠(せっちん)」なのかも・・・・





昨日は妻の同席は短時間でしたが、
将来、なにかのアートの催しも共有共催できるようになると嬉しい
なあと感じました。

演劇も、これから私たちが大切にしていきたい分野です。
ふたつ、レトロフトであった催しのスライドショーをお送りしますね。

ひとつは万葉集の相聞歌の声の響きの試み、
もうひとつはジョルジュ・バタイユの「マダム・エドワルダ」の朗読。

どちらも3分ほどかかりますので
お心のゆったりした時間にゆっくりとご覧ください。
設定をフルウィンドウにして見てください。

↓ この2点とも私たちが主導したわけでなく、
自発的に鹿児島市の演劇朗読のグループがあの場所にインスパイア
されて出来上がっていったというのが、
私の誇りです。すごい舞台ですよ!!


スライドショー←Click

http://www.digibook.net/d/7494c73fa0da00edeb0f0395a48bf63d/


http://www.digibook.net/d/a0c487bb801820b1e2cf93372282f739/

どうぞこんなかんじで
ゆるく長くよろしくお願いします。

永井明弘























| 『鹿児島に行こう!』 | - | - | posted by ino-haya - -
『鹿児島に行こう!』その1 19:02
4〜5年ほど前に鹿児島市役所から「【まちづくり】について話して欲しい」という講演依頼の電話があり、丁重にお断りしたことがあった。政令指定都市とまではいかなくても人口が60数万人の立派な地方都市の行政機関が、なぜ人口減少が進む島原半島のちっぽけな町の一市民に講演を依頼してきたのか最初は理解できなかった。しかも、2008年には鹿児島を舞台にしたNHN大河ドラマ『篤姫』がブームとなり、2011年には鹿児島まで九州新幹線が開通しようとしていた頃だ。

20数年前、雲仙普賢岳の噴火災害後に【まちづくり】に目覚め、先進地視察を皮切りにいろんな活動を通して多くの経験や出会いに恵まれた。そして学んだ哲学は「【まちづくり】を真剣に目指すなら、実際に現地に足を運び、自分の五感で学び取る覚悟があるか、否か」「本気で未来に危機感を持っているか、否か」「総論から各論の実践に移す勇気があるか、否か」である。

今年の7月中旬に、鹿児島市役所から2人の職員が来訪した。「まちづくりを検討されているのでしたら、実際に島原に視察に来てください。私たちはそうしてきました。」と言った覚えがあった。彼らは本気だった。実際に来られてしまった以上は断れなくなった。「私はもう、なんの団体や組織にも属していませんし、肩書なんて何もない。それでもいいのですか?」と念を押して鹿児島への講演依頼を引き受けた。しかし、そうなってくると《まちづくり講演会》で終わらせる訳にはいかない。鹿児島と刺し違える覚悟で講演に臨む決心をした。

「定休日の水曜日にしか鹿児島には行けません。」という条件で、講演日は10月16日(水曜日)午後6時半からに決定した。講演時間は約2時間。鹿児島市に行くのは、親戚の結婚式以来で二十数年ぶりだった。最近、桜島の噴火が頻発しており、風向きの関係で市内に灰が降っている映像をテレビのニュースで観たが、雲仙普賢岳の噴火で降灰はいやというほど経験したのでシンパシーを感じざるをえない。雲仙市街地の温泉の湯気に含まれる硫黄と桜島噴火による降灰は、あらゆる機械設備や金属の劣化を早めるため、国内で雲仙と鹿児島だけは税法上、減価償却期間が一年ほど短い特例措置がなされていると以前聞いたことがある。それでも住民はたくましく生活している。



島原港から熊本港まで「オーシャンアロー」高速フェリー船に乗ればわずか30分、九州産交フェリーなら1時間。熊本港から熊本駅まで30分。熊本駅から新幹線を利用すると鹿児島中央駅まで45分(!?)。移動時間は30分+30分+45分=1時間45分。これに乗り換えの待ち時間を加えると、島原から鹿児島まで2時間半〜3時間以内で行けるのだ。(上の写真は熊本駅の新幹線【さくら】)

便利になった・・・・新大阪駅から熊本駅まで新幹線で2時間59分(!?)。博多駅から鹿児島駅まで1時間19分(!?)。そして、2020年以降に開通予定のリニア新幹線は、わずか40分で東京と名古屋間を結ぶとテレビのニュースで報道していた。そうなると、どんな現象が起きるのか? 名古屋市の河村たかし市長は「どえりゃあことになった!名古屋が消滅する!」とコメントした。新幹線や高速道路などが開通しアクセスが良くなれば、地元に多くの来街者が増え、停滞していた地元経済が活性化する、という《幻想》や《希望的観測》を持ちたい心情は痛いほど理解できる。

しかし、現実の経済法則、あるいは消費動向は【ストロー現象】に向かい、逆に便利になったアクセスを利用して本来地元に落とされていた住民のお金が大都会の商業集積地に移動することになる。地元経済界や行政、国会議員などが大同団結して陳情努力しやっと実現した魔法の《アクセス》で、皮肉にも地元経済が壊滅した国内の例は枚挙にいとまがない。

では、どうすればいいのか? いくら新幹線や高速道路や空港などを誘致して《アクセス》つまり「手段」を完備しても、一般大衆は「目的」がないと移動しない。逆に、強烈な魅力を持つ具体的な「目的」があると、我々は「手段」を選ばない。どんなに不便で遠距離でも、我々は引き寄せられるようにその「目的」に向かう。そこに行きたくなる強烈な理由(目的)をつくりだす活動が、21世紀型の【まちづくり】なのかもしれない。



上と下の写真は、新幹線の終点・鹿児島中央駅構内の商業施設。すっきりきれいに整備された合理的な空間で、人々は旅行や出張に伴うお土産を買ったり食事をしたりする。この駅の周辺に商業施設が集積を始めており、鹿児島市内の人の流れが変わろうとしているという。



上の写真は、鹿児島駅構内に設置された小里貞利氏の銅像の説明板。鹿児島に新幹線を誘致した立役者である。福岡市の150万人(県全体では500万人)を超える市民が、わずか1時間ほどで鹿児島に来れる(!?)。同時に、鹿児島市の65万人の市民も同じアクセス条件で福岡市街地に日帰りで行けることになる。そうなると、鹿児島に行きたい理由(目的)、つまり魅力やオリジナリティーをより高めて増やす事が、以前よりも急務になってくる。もし、鹿児島市民がこの事態に目覚めなければ、【ストロー現象】の餌食になってしまうのだ。

福岡市は、随分以前から「商業都市」を目指す宣言をして、工業都市からの転換を図り成功している。今やアジア全域を取り込む勢いで名実共に西日本一の大商業都市になろうとしている。これに対抗するのは不可能である。そうなると九州の他県は、『棲み分け』で活路を見出すしか道はない。うまく『棲み分け』が成功すると、逆に500万人を超える福岡県民がやって来ることになる。このようなマクロ的視点から、ミクロ的視点に立ってみると、観光としては可能性があるものの、ビジネス的には、ちょっと苦戦が予想される。ビジネスマンの「日帰り」出張が増えるからだ。企業にとって「日帰り」は、一番手っ取り早い経費節減である。

新幹線が開通する前は、移動時間の関係から宿泊込みのビジネス出張だった。まずホテルに金が落ち、出張員は夜の街に飲食に出かけ金を落とす。一泊という精神的余裕は「お土産でも買って帰ろうかなぁ?」という誘惑を招く。ビジネスマンが一回の出張で地元にいくらお金を落とすだろうか? 日帰りだとそれらがほぼなくなる。新幹線開通による経済効果と経済損失を、今後の時間経過にそって注意深く観察解析し、すでに開通が決定している長崎新幹線の参考にしなくてはならないだろう。(下の写真は、鹿児島中央駅の裏出口)




16日の講演当日の午後から、鹿児島市役所(建設局・都市景観課)のご厚意で、現在進められている都市景観事業の対象地区を中心に視察案内をして頂いた。明治維新の中心となり日本を近代国家に変えた薩摩藩の底力と藩主・島津家の『先見の明』を肌で感じることができた。いただいた鹿児島市の『都市景観事業ガイド』には、現在まで取り組んできた13種類の景観整備事業が紹介してあり、以下の都市景観づくりの目標が明記してあった。

 
恵まれた自然、歴史を生かし、また南の島々とのつながりのある特性を生かし、都市景観形成の目標像を
「特色ある自然と固有の歴史・文化を活かし、市民・事業者・行政が協働で進める安全で、快適さと潤い、
 活力に満ちた愛着と誇りが持てるふるさとかごしまの都市景観」とし、美しさと活力が感じられ、愛着と
 誇りが持てる都市景観を市民・事業者・行政が協働して保全し、修復し、発見し、創造することで形成
   される、次世代のふるさと意識を育む原風景となる都市景観に取り組んでいます。


      
















鹿児島に来たら絶対に行くべき場所のひとつに「城山」がある。ここから桜島や錦江湾、市街地のすべてが見渡せる自然に囲まれた絶景ポイント。そして、明治10年西南の役の最後の激戦地としても有名である。西郷隆盛が51歳で自刃したという洞穴が、城山に登る道路の途中にあったが、「実は、西郷が切腹した場所はここではなく、少し下った神社の境内だったのです」と市の職員が教えてくれた。「洞窟」と「神社」・・・・「洞窟」の方が圧倒的にインパクトがあるので、このままでいいのではないか、と思った。

長崎市内の江戸時代から続く有名な料亭「花月(かげつ)」のお座敷の柱に残っている坂本竜馬が付けたという刀傷を知っている人は多い。しかし、そのお座敷の建物は大正時代に増築されたものである。このように世界や日本の歴史の記述には、当時書いた人間の主観、特に支配者側(勝者側)に都合のいい解釈が強く影響を与えているので、本当の真実などはわからない。むしろ、よりドラマチックで面白くリアリティーが伝わるのであれば、それはそれでいいのかもしれない。我々の人生がすべて主観で構成されていることと同じである。黒沢明の映画「羅生門(原題【藪の中】)」のテーマはまさしく「人間の主観」を扱った映画だった。

城山展望台からの眺望のベストポイントに、「視点場」を表す真鍮製の基準点鋲が打ち込んであった(下の写真)。景観整備において、この「視点場」の決定は非常に重要でかつ大変らしい。「視点場」とは一体何なのか? 詳しくは知らないが、このポイントから眺める全体の景色が、見る者にとって非常に心地よく、かつ整備されていることが重要になってくるらしい。




連日の桜島の噴火による降灰で鹿児島市内が大変だとニュースで知っていたが、行ってみると全くそのような気配はなかった。歩道や植え込みの隅っこに黒い砂状の灰がわずかに残っている程度だ。「現在、一日に何度か噴火しています。今日はまだのようです。」と説明を受けながら街並みを歩いていると、建物の陰から噴煙が入道雲のようにむくむくと上がった(上の写真)。生まれて初めて、桜島の噴火を肉眼で観ることができて実にラッキーだった。

電線の地中化や街並みの緑化、歩道の整備、噴水やアートオブジェの設置など驚くほど景観整備が進んでいるのでビックリした。そして街のいたる所に点在する歴史的な建物や構造物はしっかり修復保全され、鹿児島のオリジナリティーを次世代に残していく努力もされていた。明治時代をしのばせるレトロな街路灯は本物のガス灯を採用し(下の写真)、鯉の泳ぐ水路には「擬木」や「擬石」を使わず本物の木材で手摺や踏板が誂えられていた。本物にしか人々が集まらない時代の到来を、鹿児島市は充分認識していることがわかった。

鹿児島市内の視察をしながら、「なぜ、まちづくりの講演を民間人の私に依頼されたのですか?」と、案内してくれた担当者に再度、確認したら「行政主導のまちづくりから、住民主体のまちづくりに転換していきたいからです。」と答えた。地方都市を守り発展させていくためには、行政だけでなく住民の意識改革や具体的アクションが重要であることを充分認識した言葉だった。「仏作って魂入れず」では片手落ちで、景観整備というハード面に住民主体の「まちづくり」というソフト面が加われば「鬼に金棒」である。

そうなると、テレビ番組「プロジェクトX」や「情熱大陸」、「人間ドキュメント」、「ビフォー&アフター」などで登場する人達のようなストーリー性、メイキング・ドラマが必要になってくる。「まちづくり」に挑戦しようとする人物や状況が、鹿児島市みたいな大きなまちに果たして存在するのだろうか?・・・









上の写真は、鹿児島市役所の本館で歴史と風格を感じさせる重要な建物である。この正面玄関の上に巨大な横断幕のボードが掲げられており「桜島・錦江湾ジオパーク誕生!」と「『明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域』世界文化遺産へ国内推薦決定!」と大きく書かれていた。4年前に国内で初めてジオパークの認定を受けた島原半島は、今年、4年に一度のユネスコの審査に合格し、再度今後4年間のジオパークの更新がかなったばかり。「霧島も一緒に申請したのですが、桜島と錦江湾だけが認定されました。」と担当者が残念そうにつぶやいた。

それを言えば、文化庁で世界文化遺産への国内推薦がほぼ内定していた「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が、上記の内閣府による「明治日本の産業革命遺産」に直前で変更になったことは、長年にわたり推進活動と周到な準備をしてきた関係者にとってもっと衝撃であったはずだ。長崎県は島原半島の「原城跡」と「日之江城跡」も含めて、2016年以降の国内推薦を待たなければならなくなった。




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