【 パリ祭 in 島原 2014 】その21

2014.07.11 Friday

0
    台風一過・・・そして『 パリ祭 in 島原 2014 』からすでにひと月が過ぎた。多くの人たちの協力で思わぬ展開が多発し多くのドラマと出会いが生まれたスリリングなイベントだった。この “ 出来事 ” の記録を一枚のDVDに残すための編集作業がほぼ完了しようとしている。特大台風8号でここ数日、来店客が少なかったので仕事の合間を利用してDVDのジャケットを作り数十枚ほど空ディスクに印刷した(下の写真)。あとは、林田美樹・編集長の主導で完成予定の原版をコピーするだけとなった。

    収録内容は、「川遊びの会」主宰・才藤和彦氏と植木内科医院長・植木英祐氏が撮影した膨大な枚数の写真画像(このブログの画像はほとんど彼らの画像からピックアップさせてもらった)と、《ファッションショー》のシーンをホームビデオで撮影してくれた林田美樹氏+永田斉子氏組、五反田紀恵氏+宮崎美樹氏組のふたつの映像と、NBC長崎放送の報道ニュースで特集として放送された『ポスターアートで町を元気に!』の映像と、地元CATV「ひまわりてれび」で放送された《ファッションショー》と《マルシェ》のふたつの映像である。

    このDVDの完成を一番楽しみにしているのは主催者の山下純弘氏だろう。山下氏は『 パリ祭 in 島原 2014 』のイベントを通して現在も、島原半島および半島住民の素晴らしさを東京の多くの人々に熱く語っている。彼の『島原物語』というトークショーを聞いた聴衆は、島原に対してファンタジーを感じ憧れを抱くのである。その際、このDVDは非常に説得力のある《プロモーション・ビデオ》になるはずだ。同時に我々は、世界を熟知している山下氏がなぜ《島原半島》にこれほどまでに魅かれるのか? 沈思熟考しなくてはならない。

    『 パリ祭 in 島原 2014 』を【伝説】にしてしまうのか?それとも【伝説の始まり】にするのか?は、我々島原の人間が決めなくてはならない問題である。ジャケットに「この素晴らしき人生に乾杯!」と書きこんだのは、今回のイベントを通して「万人にとって人生を楽しむ事は【権利】ではなく【義務】である」と実感したからである。その一番の近道は、権威や肩書に対する意識やしがらみを極力排除して真の《自由人》になることだ。


    明日12日から渋谷・Bunkamuraで、山下純弘主催【レイモン・サヴィニャック展】が開催される。7月21日(月曜・祝日)まで。6月に来島したことで益々パワーアップした山下氏と会えるはずだ。

    ★「ドゥ マゴ パリ祭 2014 」ここクリック ⇒ 
    http://www.bunkamura.co.jp/parisai2014/


    【 パリ祭 in 島原 2014 】その20

    2014.06.21 Saturday

    0
      【神田亜美×山下純弘トークショー】の終了後、引き続き東京から参加してくれたUMI女史による『シンギング・リン』の体感コーナーが開催された。UMI女史がパリ祭の後半に来島する予定を山下氏から聞いていたが、その後、彼女から自己紹介のメールを直接もらった時「恐縮ですが、もし差支えなかったら【神田亜美×山下純弘トークショー】の時に『シンギング・リン』を来場の皆さんに紹介して頂けませんか?」と頼んだのだった。

       ★UMI女史の公式サイト ここClick ⇒  http://3rmoon9.jimdo.com/


      UMI女史より『シンギング・リン』の概要説明がわかり易く参加者に伝えられた。以下はUMI女史の公式サイトから引用。

      シンギング・リンとは・・・

      古くからチベットで音響療法に使われていた チベタンボウル

      と日本伝統の おリンを合わせた純国産の楽器です。

      音の振幅が精妙で倍音が非常に豊富です。

      シンギング・リンの倍音と振動で体を《ドレナージュ》すれば、

      普段触れることのできない深い体の部分にまで、

      精妙な波動が伝わります、

      ハーモニック サウンド ドレナージュは、カラダの不調や心の

      アンバランスを整え深い意識状態を生み出し、

      調和のとれた心身を実現します。

      シンギング・リンに囲まれて、今まで体験したことのない

      至福の空間を味わいください。

      ( 身体の周りに複数のシンギング・リンを並べ、更に、

        身体の経路に滑らしながら行う施術を、

        《ハーモニック・サウンド ドレナージュ》といいます )








      参加者は人生のあらゆる出来事に好奇心旺盛で問題意識の高い人達である。UMI女史のプレゼンテーションを聞き逃すまいと真剣に耳を傾け目を凝らしている。宇宙や地球と同じく、人間の心と身体の調和とバランスを意識する時代が来ている。『シンギング・リン』は、その中の有効なアイテムのひとつである事を実感した。




      サイズがそれぞれ異なる『シンギング・リン』に速魚川の湧水が入れられ、専用のバチでリンの外周をなぞっていく。リンに独特の振動が起き始め、水面に不思議な波紋ができ始めた。最初は「十字架」だったものが「六芒星」になり回転を始める。そして最後は無数の微粒の水玉になり水面を滑りながら踊り始めるのだ。「人間の身体の70%は水です。シンギング・リンを身体に当てると、体内の水分がこのように振動しながら変化し調和してバランスを整えていきます」とUMI女史が説明した。




      UMI女史による『シンギング・リン』の体感コーナーが終了し、いよいよ主催者・山下純弘氏によるフランス雑貨の【オークション】が開催された。『 パリ祭 in 島原 2014 』の最後のイベント、しめくくりとして【オークション】が企画されたが、これが大当たり!「パリ在住の頃、多くのマルシェを観て来ました。その中のオークションは観客を興奮させるエキサイティングなイベントでした。普通の買い物客のオバさんが、オークションの会場から出て来た時に高級ブランドのコートを羽織っている。まさしく《リサイクル》の原点がオークションにはあるのです。」と説明した。


      山下氏はトークショーが始まる前にオークションの準備を始めた。中庭の細長いテーブルと木槌と分厚い板を当店内から調達し、テーブルの上に東京から送ってきていたフランス雑貨の一部を並べた。どんなオークションをやるのか? MCの佐田氏も会場の参加者も知らされていない。そしてこの後、驚くべき【山下マジック】に会場全体が包み込まれる事を誰も想像できなかった。




      山下氏はテーブルに置かれた数々のフランス雑貨からひとつを取り出し、会場の観客に説明を始めた。するとどうだろう?古びたフランス製のブリキ缶が、歴史とドラマに彩られた特別な缶に変身するのだ。すかさずMCの佐田氏が缶の裏に貼ってある値札を見て「この缶の価格は5000円ですが、さぁ!それでは山下さん!おいくらからでしょうか?」「それじゃあ、300円!」「え〜!?・・・5000円のこの素敵な缶が、たったの300円ですかぁ?」・・・・本当に打ち合わせなしで、こんなに息の合った掛け合いができるものだろうか?と思ってしまった。「500円!」「700円!」と、会場からセリの声が次々に飛び交う。

      通常の『オークション』なら、金額を一番高く提示した人間に落札するルールなのだが、ここで異変が起きた。山下氏は、女性の客に「はい!800円ですね。マドモアゼルに決定しました!」と言って、最高額1000円を大声で提示していた男性を無視して木槌で板を思いっきり叩いた。その《わざとらしさ》に会場からどっと笑いが起こった。同時に、主催者、MC、参加者の間に何か眼に見えない一種のカタルシス状態が生まれたのだ。もうこれは『オークション』ではなく『オークション』をジョークとユーモアで全員が演じる即興の大衆コント劇だった。しかも何の事前の打ち合わせもない・・・これが【山下マジック】なのだ。



      山下純弘氏は、ブリキのアンティックおもちゃの世界でも有名である。映画【E.T】の冒頭で、主人公・エリオット少年の部屋のおもちゃ達が、窓から照射されたUFOの光エネルギーで急に動き始めるシーンがある。スティーブン・スピルバーグ監督からこのシーンに使うおもちゃの相談を受けアドバイスしたのは山下純弘氏だった。本田技研の二足歩行ロボット【ASIMO】の基本設計に入る前に「ロボットとは?」の哲学・理念のアドバイスを頼まれたのも山下氏だった。

      山下氏は、1994年から続いているテレビ東京の人気番組【開運!なんでも鑑定団】のレギュラーとして最初の2年間出演した。当時、多忙を理由に出演の継続を断り、自分のかわりにと紹介したのが弟子の北原照久氏(ブリキのおもちゃ博物館館長)だった。これほどの豊富な知識を得たのは、20代の時期からフランス、イタリアを中心にヨーロッパに10年間滞在し、ニューヨーク、シカゴなどの北米にも足を運んだ多くの国際経験から来ている。


      今回の『ココ・シャネル コスチューム ジュエリー ショー』を企画し【男が知るべき女性の美】を提唱したほど《女性学》には強かったはずの山下純弘氏の心を、たった一撃でメロメロにした女性が『オークション』の会場にいた。彼女は、フランス製のブリキの貯金箱をオークションで落札した。

      「2000円で落札した貯金箱を受け取りに来た彼女は、3000円を差し出しました。『1000円多いよ』と言うと『この1000円は、山下さんとまた会えるためのおまじないです』と言ったのです。僕の心はこの一言でノックアウトされました。」と山下氏は興奮気味に語った。【ドン・ジュアン】並みの百戦錬磨を誇る男の心にとどめを刺したのは、なんと中学3年生の女の子だった(!?)。


      《女性学》を極めたはずの師匠・山下氏が、わずか15歳の女の子にとどめを刺される状況を目の当たりにして、我々男性は死ぬまで女性学を学び続けなくてはならない事を思い知らされた。そして、恐らく我々男性がどんなに頑張っても極めることができない永遠のテーマこそが【女性】なのかもしれない・・・・








      何の説明もなく「携帯電話をお願いします」と山下氏から目配せされた清水康裕氏は、「ただ今、このオークションに国際電話が入っているそうです」との山下氏のコメントで、自分の演じる役を理解したそうだ。「もしもし、え?・・1200円ですか? ドバイのお客様から1200円で買いたいとのことです」「はい! ただ今、国際電話で1200円の買いが入っています。ほかにありませんか?」「1300円!」「1350円!」・・・・会場全体がアドリブとジョークで遊んでいる・・・

      さらに「もう現金がないので、カードでもいいですか?」と会場の植木英祐氏がポイントカードの《Tカード》をかざして質問した。「大変申し訳ありません。そのカードはこの会場ではご利用できません」との大真面目な返事に大爆笑が起きる。こんな楽しいオークションの展開を誰が想像しただろうか? ユーモアとエスプリとジョークがパリ祭の最後の夜を飾ろうとしている。

      翌日、山下氏に「山下純弘×佐田まゆみ×清水康裕×植木英祐4人組は、前世で天才詐欺集団だったのではないでしょうか? そうでないと、あの芸術的な《阿吽の呼吸》は説明がつきません」と言ったら「実は僕もそう感じました」と神妙な顔で山下氏が答えた。























































      会場がオークションで白熱している時でも、速魚川ではこんこんと湧水が流れ続けている(上の写真)。ギャラリー入口横の駐車場に2台並んだミニ・クーパー(下の写真)。1980年代に英国車であるミニ・クーパーが日本で大ブームとなった。モンテカルロ・ラリーで2年連続優勝を飾った英国の小さな自動車に感動した山下純弘氏が、東京でこの車に乗ってブームの火付け役になったのだ。彼はレーサーでありメカニックでもあった。

      【 パリ祭 in 島原 2014 】その19

      2014.06.20 Friday

      0
        14日(土曜)の夜は、いよいよ『 パリ祭 in 速魚川 2014 』後半のヤマ場である【神田亜美×山下純弘トークショー】が開催される。その後、東京から来島したUMI女史による【シンギング・リン】の体感コーナーが予定されいる。午後のティータイムに、出演者4名で夜のイベントの打ち合わせが行われた(下の写真)。










        『神田亜美×山下純弘トークショー』の打ち合わせが終わり、神田氏は速魚川中庭の廊下に座布団を敷いて池を覗き込みながら鉛筆で何やらスケッチを始めた。しばらくして「カメを描きました。猪原さんへプレゼントです。」と、彼女は一枚の紙を小生に手渡した(下の写真)。神田氏の少女のような純粋であどけない好意に胸が熱くなった。イラストレーター・神田亜美氏の眼に映った我が家のカメは、キュートでユーモラスで笑顔がこぼれそうになる。亜美ちゃん、本当にありがとうございました!




        14日(土曜)午後7時、いよいよ【神田亜美×山下純弘トークショー】がスタートした。MCの佐田まゆみ氏が「皆さん、眼を閉じてください。今日はこの島原をパリだと想像してみてください。速魚川のせせらぎはセーヌ川の流れです。ギャラリーの中庭はベルサイユ宮殿の中庭です。」と、ナレーションを始めると、まるで催眠術にかかったようにパリの街角が眼の前に浮かんできて、本当にパリにいるような不思議な錯覚を覚えた。




        山下氏はギャラリーの会場をパリのカフェに仕立てようと演出した。山下氏の意向を汲んで清水康裕氏が急きょ、自宅からイタリア製の洒落たアンティックテーブルとシャンパンとグラスを準備してくれた。小生はカフェのギャルソンを演じることになり、覚束ない手つきで神田氏と山下氏のグラスにシャンペンを注いだ(下の写真)。




        イラストレーター・神田亜美氏のプロフィールがMCから紹介され、神田氏との出会いのエピソードが山下氏より紹介された。
        今年2月に神田氏が参加していた合同作品展を観に行った山下氏は、多くの作品の中から神田氏の作品に眼がとまった。「このイラストはサヴィニャックと同じ匂いがする」と直観した彼は、神田氏に声をかけた。彼女が「サヴィニャックが大好きで、影響を受けました」と答えた瞬間から、二人の交流が始まった。



        MCの佐田まゆみ氏が、神田亜美グッズの中から【さんかく手拭い】をピックアップして「可愛くて斬新で大好きなデザインですが、なぜ三角なんですか?」「神田さんの作品のキャラクターには、可愛い【眼】が描かれていますが、なぜ【眼】を入れられるんですか?」と、神田氏に次々と質問していく(下の写真)。


        MC・佐田氏のいろんな質問に、素直に自分の言葉を探しながら丁寧に答えていく神田氏(下の写真)。イラストや絵画、彫刻などの芸術表現に「言語」の入り込む余地は少ない。感じるまま、内部から湧き出てくるままに表現した結果が作品になる。しかし、時には「言語」によって自分の作品をプレゼンテーションしなくてはならないシーンも将来出てくるはずだ。山下氏が神田氏とのトークショーを企画した狙いが見え隠れする。








        『 パリ祭 in 島原 2014 』の中に【 ぼくも わたしも サヴィニャック 】という地元の子供たちに商店のポスターを描いてもらい店頭に展示する企画があった。その企画の担当をしてくれたのが上田三生(みつお)氏である(下の写真)。この地区の次世代を担う若手のリーダーであるが、トークショーにも積極的に参加し山下氏から多くを吸収したいという意欲が伝わってくる。




        山下氏が提唱する【 ぼくも わたしも サヴィニャック 】は、20世紀を代表するポスターアート界の巨匠・レイモン・サヴィニャックのユーモアやエスプリなどの制作技法を取り入れて、地元の町や商店の《企業広告デザインポスター》を地元の子供たちに描いてもらい、魅力ある商業・観光の活性化につなげようとする企画あるいは戦略である。

        山下氏はサヴィニャックの制作技法の一例として、フランスワインの「ボジョレーヌーボー」のポスターを提示した。乳母車に乗せられた誕生したばかりの赤ん坊の代わりに、誕生したばかりのワイン=ボジョレーヌーボーが乗せられている。クスッと笑えるユーモアと同時に、赤ん坊みたいに一番新鮮な出来立てのワインのイメージが強烈に伝わってくる(上の写真)。

        背景色の【イエロー】と、乳母車を押すオジサンのブドウ頭とズボンと乳母車の【ブルー】との見事なコントラスト。その中心にボジョレーヌーボーの【ワインレッド】が強烈に眼を引く色彩構成は完璧であり、これ以上何も加減できない究極のデザインポスターに仕上がっている。



        サヴィニャックの制作技法の説明が終わり、今回の【 ぼくも わたしも サヴィニャック 】で子供たちが描いたポスターから数枚をピックアップして山下氏が講評を始めた。「猪原金物店の白と黒を基調にした日本家屋の外装を、このポスターではブルーやオレンジやピンクなど非常にカラフルに表現しています。これは子供の眼から見た猪原金物店の未来への要望が含まれています。もっともっとウキウキワクワクするような楽しい金物店になって欲しい、という子供の期待感が表現されているのです。」


        子供によって描かれたポスターの感想を尋ねられた神田亜美氏は「いつも思うのですが、子供の絵にはかないませんね。」と、プロのイラストレーターとして実感を込めて語った。何の既成概念にもとらわれない子供の自由な発想と想像力に、大人は到底かなわない。サヴィニャックもポスターの制作に行き詰った時、パリの町を散歩しながら子供の絵を覗いてヒントを得たという。




        『神田亜美×山下純弘トークショー』は、多くの情報や知識、町の未来像へのヒントを示唆しており、参加者にとって非常に実り多いものとなった。最後に【 恋ヲしようよ!プロジェクト in 島原 】のメンバーから神田氏と山下氏に花束が贈呈されて盛会のうちに無事終了した。



        【 パリ祭 in 島原 2014 】その18

        2014.06.12 Thursday

        0
          本日夕方4時10分にイラストレーター・神田亜美氏が当店に到着した。今朝6時半に新潟市の自宅を出発 ⇒ 新潟空港 ⇒ 福岡空港、直行バスで島原駅前の停留所に降り立ったのが午後4時過ぎだった。彼女は約10時間かけて島原市に来てくれた。緊張した面持ちの神田氏は、スラリとした長身で色白の新潟美人で、彼女の作品と同様にたちまちファンになってしまった。神田氏は、明後日(6月14日・土曜)午後7時から【山下純弘×神田亜美トークショー】で、イラストレーターとしてフリートークを展開する予定。ちょっぴりシャイな神田氏からどんな言葉を山下氏が引き出すのか?・・・ドキドキ、ワクワクである。

           
          【 山下純弘 × 神田亜美トークショー 】

                 ★ 日時:6月14日(土曜)午後7時〜

             ★ 場所:速魚川ギャラリー

             ★ 入場無料

             ★ MC:佐田まゆみ

            
          ※ 東京から来島されたUMI女史による《シンギング・リン》の体感コーナーや
            フランス雑貨などの《オークション》など企画も有り。





          神田亜美氏は、10時間かけて生れて初めて島原を訪れ当店に到着するやいなや、いきなりタロット占いを受けることになった(上の写真)。内容は明かせないが、彼女が今から進もうとする人生の方向性について大いに参考になったようだ。

          神田氏が到着した12日の朝に、谷口喜八郎氏が市内の港新地で水揚げされたばかりのコチを持ってきてくれた。山下氏はその夜、神田氏の歓迎会のためにそのコチを地中海料理にアレンジして参加者に振る舞った(下の写真)。山下氏が来島する前に「3〜4圓曚鼻▲肇泪肇宗璽垢鮑遒辰討いてください」と家内に指示していた理由がこの時にわかった。美味しい料理を堪能しながら「我々は毎晩、専任の一流シェフを無料でチャーターしているようなものですね」と皆で笑った。




          13日(金曜)の夜は、8日のマルシェで「たこ焼き屋」を出店してくれた伊藤英治氏に、速魚川の中庭でたこ焼きを焼いてもらい「たこ焼きパーティー」をすることになった。この日の朝も、谷口喜八郎氏が巨大なタコを一匹、届けてくれていた。

          伊藤氏がたこ焼きの準備をしている時、厨房では山下氏がタコを材料にした料理やオードブルを作り始めた。グラスにはワインやお酒が注がれ、たこ焼きパーティーがいよいよ始まった。『パリ祭』期間中は毎晩がパーティーだ(!?)。






          数年前に東京から帰って来た伊藤英治氏(下の写真)の本業はグラフィックデザイナーなのだが、週1〜2日はワゴン車で「たこ焼き屋」をしているのだ。彼の作るたこ焼きは群を抜いた逸品なのだが、リクエストに応じてあらゆるアレンジたこ焼きも即興で作ることができ、しかもそれぞれが芸術品だ。彼のたこ焼きを一度食べると「たこ焼き」に対する概念が根底から変わること請け合い。

          【 パリ祭 in 島原 2014 】その17

          2014.06.11 Wednesday

          0
            『 パリ祭 in 島原 2014 』の2日目・6月8日(日曜)は、猪原金物店駐車場を会場にした【マルシェ(蚤の市)】が開催された。駐車場をパリの広場に見立てて、朝の8時半から出展者全員の協力により会場設営がスタート。マルシェのコーディネーターは、前日の【ココ・シャネル コスチューム ジュエリー ショー】でMCを担当した佐田まゆみ氏。ショーでモデルを演じた林田美樹氏と記録映像撮影担当の永田斉子氏がアシスタントについてくれた。すでに九州は梅雨に入っていたが快晴!! 午前10時からいよいよ、ワクワクドキドキの島原で初めての【マルシェ】が開かれる。






            会場設営が終了し、出展者全員が会場の中央に集合した。コーディネーターの佐田まゆみ氏がマイクを片手に「お客様と一緒に今日一日、目いっぱい楽しみましょう!ワクワク、ドキドキ、そして笑顔で!」と、宣言。全員の心がひとつになった(上の写真)。


            当店のイベントの時は、ほとんどと言っていいくらい長崎から駆けつけて手作りのバーベキューマシーンで美味しいバーベキューを参加者に提供してくれる『ナカジイ』こと中島洋一郎氏(上の写真)。彼がフランスとイギリスを繋ぐドーバー海峡の海底トンネルを掘ったシールドマシーンの設計者10人衆のひとりとは想像もつかない。「テキヤのオジサン」としての完成された雰囲気を醸し出している。


            親子孫3代、和ろうそくを作り続けてきた島原市有明町大三東(おおみさき)の「本多木蠟工業所」も出店して頂いた。「絵蝋燭」(下の写真)の島原にちなんだ風物を蝋燭に描いている絵師が、なんと娘たちが保育園時代にお世話になったH・Y先生だった(!?)

               ★ 「本多木蝋工業所」HPはここクリック ⇒ 
            http://www.honda-mokurou.com/





            市内にある骨董店『正美堂(しょうびどう)』の店主・石橋裕隆氏とは30年ほどの古い付き合いだ(上の写真)。今回のマルシェの準備段階で、まだ出展者が少なかったので慌てて石橋氏に出店依頼をしたら、快諾してくれた。彼の船でよく釣りに行ったものだ。船外機式のプレジャーボートで口之津までチヌ(黒鯛)を釣りに行ったが、エンジントラブルの漂流や間抜けな座礁事件など石橋氏とはいろんな面白い思い出がある。














            高校時代の美術部の一年後輩にあたる【雲仙ライフアート館 よろこび】代表・永田喜章氏(上の写真)。誠実で優しい性格は昔のままだった。彼は二年前まで中学校の教頭をしていたが、退職して雲仙市瑞穂町西郷で作品を制作しながらギャラリーを運営している。マルシェがきっかけになって随分久しぶりに再会できた。












            地元のCATV【ひまわりてれび】の土橋氏が、マルシェを取材に来てくれた。番組マスコットのパンダ人形を操りながらコメントをする山下純弘氏。彼が何を話したかは放送を観てのお楽しみだ。








            雲仙市小浜町冨津(とみつ)で、無農薬無肥料のブルーベリーを作っている【 長崎 雲仙 ブルーベリー園 『森のよろこび』 】主宰の中村秀一&聖架夫妻も出店してくれた。実は、この日が今年初めて採れたブルーベリーだった。マルシェの数日前に「ブルーベリーが熟すのにもうしばらくかかりそうです。マルシェに間に合うか微妙なところなのですが・・・」と中村氏から電話を受けた。「自然が決めることですので【なるようになる】です。もし間に合わなくて出店できなくても気にしないでください。多くの出店協力があったので大丈夫です。」と答えていた。

            ところが、ちゃんと自然はマルシェに間に合わせてくれたのだ。前日の晴天で、太陽のエネルギーがブルーベリーを甘く熟してくれた。中村夫妻は、マルシェ当日の朝から採果を始めてパック詰め作業にかかり、午後2時頃マルシェ会場に到着した。そしてあっという間に売り切れたのだ。まるでドラマである。小生もワンパック購入して、今年初めての美味しい自然の恵みを堪能することができた。市販のブルーベリーとは全く味が異なる。中村さん、本当にありがとうございました!!











            市内在住のミュージシャン・Kazz こと高崎和則氏(上の写真)。若い頃にプロを目指していただけあって、驚くほどの本格的な歌と演奏を会場の観客に聴かせてくれた。本当にありがとうございました!


            島原在住の吟遊詩人・Rue(るぅ)さん(上の写真)。彼女の奏でるアイリッシュハープの優しい音色は深く心に沁み込む。彼女のボーカルも凄い! Rueさんの音楽ユニット・Rueplus の CD『 祈り 想い 願い 』を聴いてうっとり、再び感動してしまった。Rueさん、ありがとうございました!

              ★【Rueのライブ日記】 Click ⇒ 
            http://ameblo.jp/rue-nasim/


            今回のマルシェの立役者と言える谷口夫妻の演奏(上の写真)。谷口喜八郎氏がミュージシャンのKazz氏とRueさんを連れて来てくれたのだ。谷口氏の日ごろのボランティア活動によるビックリするほど広い人的ネットワークで、多くの出店者も集まってくれた。谷口さん、本当にありがとうございました!!





            マルシェの会場で【 ぼくも わたしも サヴィニャック 】のポスター製作を子供たちがしている現場を、NBC長崎放送が取材に来た。テレビカメラを向けられ子供たちは緊張状態に・・・








            山下氏の知り合いの蠹貳・中村氏からイベント用にと高級画材がどさっと送ってきた(!?)。パステル、アクリル絵の具、鉛筆、カンバス、筆、紙粘土、画板などの詰め合わせで、参加する子供たちへのプレゼントも兼ねての気配りである。ポスター完成後、それらは子供たちに配られ、みんな大喜びだった。まだお会いしてませんが、中村さん、本当にありがとうございました!!










            【 ぼくも わたしも サヴィニャック 】の子供たちによる手作りポスターが近所の5軒の店に展示された。そして、この紹介マップを速魚川スタッフの真子ちゃんが作ってくれた(上の写真)。来街者はこのマップを見ながら町を回遊することになる。


            午後4時に【マルシェ】主催者代表・山下純弘氏とプロデューサー・佐田まゆみ氏が閉会宣言をして、盛況のうちに無事【マルシェ】は幕を閉じた(上の写真)。今回は、まさしく《泥縄式》泥棒を捕まえて縄をなう、行き当たりばったりで充分な準備期間がとれなかったにも拘らず、主催者、出展者、出演者と来場者が、人生での同じ時間と空間を共有した《仲間》として、ごく自然に楽しんだと思える。

            島原には数百年間続いてきた【初市】があるが、物質的豊かさと娯楽を手に入れた現代において、その存在理由が消滅しつつあり、往年の【初市】の隆盛を知る五十代以上の半島住民の《ノスタルジー》としてかろうじて継続されている気がする。国や県や行政からの補助金を使ってイベントを仕掛けるのも一つの方法である。しかし、次世代の感性にフィットする住民による自然発生的な手作りのイベントこそが、これからのスタイルの主流になっていくのではないだろうか?

            昨年5月末に、代官山・TSUTAYAの駐車場で開催された第一回【代官山・蚤の市】を観に行ったが、今年5月の第三回はとんでもない規模に拡大しており、東京の新しい春と秋の風物詩になろうとしている。これもTSUTAYAの社長に山下純弘氏が直談判して仕掛けたものだった。今回の『 パリ祭 in 島原 』の【マルシェ】が、今後どのように展開するのかわからないが、補助金や行政頼みではなく、我々島原の住民が「人生を楽しむ」気持ちが高まればおのずと面白い方向に進みそうな気がする。


            【 パリ祭 in 島原 2014 】その16

            2014.06.10 Tuesday

            0
              6月7日午後7時開演【 ココ・シャネル コスチュームジュエリー ショー 】の観客は80名を超えた。速魚川ギャラリーのイベントでは過去16年間のうち最大の参加人数である。これは「ココ・シャネル」の知名度の高さを物語っている。主催者・山下純弘氏と石井一男氏の卓越した演出とMC・佐田まゆみ氏の息がピッタリ合った舞台の上で、7名の女性モデルたちの美しい表情と動きに観客は感動し酔いしれた。

              ショーのテーマ
              『 男が知るべき女性の美 』を充分に堪能、咀嚼、反芻しながら「女性の美」は作り上げられていく事に気づいた。モデルになっていただいた女性たちが、石井氏のコーディネイトでココ・シャネルのコスチュームジュエリーを装着し、鏡に映った自分の姿を見た時、彼女たちの表情が劇的に変化していくのだ。

              ファッションショー開演前の緊張した表情が、まるでココ・シャネルが憑依したかのように自信に満ちた、艶(sexy)のある、我々男性がドキッとするような表情に変わっていく。まるで「恋」をしている女性の顔だ。同時に、多くの観客から観られる非日常の緊張感が、自分の内部に眠っていた《女性の情念》を覚醒させるのだろうか?「女優」の顔がまさしくそうであるように・・・

















































              MC担当・佐田まゆみ氏は、この大舞台を見事に盛り立て、流れるように進行させてくれた。彼女の熱意と努力がなかったら、この素晴らしいファッションショーも成り立たなかったはずだ。彼女が身に着けているココ・シャネルのネックレスとイヤリングに決して引けを取らない神々しく美しい笑顔・・・本当にお疲れ様でした。


              ファッションショーのBGMは、会場でBAR【恋ヲしようよ】を開店している樋口氏が担当してくれた。樋口氏はミュージシャンでもあり、オーディオ機器に精通しているので非常に助かった(上の写真)。ショーの進行シナリオは山下純弘氏によって書かれており、BGMの曲の選定も決まっていた。「パリ祭」と「シャネル」にちなんで、フランス映画の音楽だ。したがって、各映画のテーマに沿って、それぞれのモデルへの演出も決められていた。

                  ★「ティファニーで朝食を」(Moon River)
                  ★「男と女」
                  ★「白い恋人たち」
                  ★「太陽がいっぱい」
                  ★「おもいでの夏」
                  ★「雪が降る」


              下の写真は、舞台の袖で出番を待つモデルさん達。生まれて初めての経験がもうすぐやってくる。彼女たちの心臓の鼓動が聞こえてきそうだ。スマートフォンで撮られた緊張感あふれる貴重な画像。





































              エディット・ピアフの【愛の賛歌】を、伴奏なしで見事に熱唱してくれたS先生(上の写真)。ありがとうございました!
              下の写真は、谷口夫妻によるピッタリ息の合った演奏。奥様のハモニカも本格的だ。ありがとうございました!



               

              【 パリ祭 in 島原 2014 】その15

              2014.06.09 Monday

              0
                『 パリ祭 in 島原 2014 』初日・6月7日の午前11時過ぎ、FM島原のパーソナリティー “ マッキー ” こと佐田まゆみ氏が、山下純弘氏を迎えに速魚川ギャラリーに到着した。正午過ぎからのラジオの生放送に出演してもらうためである。『 パリ祭 in 島原 2014 』の概要説明と、7日夕方から行われるオープニング・イベント【ココ・シャネル コスチュームジュエリー ショー】を主催者・山下氏が、FM電波を通して紹介することになっていた。(下の写真は、FM島原のスタジオに向かう山下氏と佐田氏)


                7日の午前10時から速魚川ギャラリーの作品展はすでにスタートしていたが、本格的なオープニングイベントは夕方から始まる。午後3時に茶房とギャラリーを閉鎖しイベントの準備が始まった。多くの人たちがそれぞれの持ち場で手分けして作業をしてくれた。歯科医・清水康裕氏が、数時間後にモデルたちが歩む《花道》20数メートルのレッドカーペットをカッターで切断加工して両面テープで丁寧に床に固定していく。(下の写真)








                上の写真は、今回のパリ祭のために清水氏が手作りで完成させたサヴィニャック作品をオマージュしたエッフェル塔の段ボールアート。この作品は翌日のマルシェ会場でパリ祭の象徴として人々の眼を楽しませてくれることになった。

                下の写真は、ココ・シャネルのコスチュームジュエリーの展示作業が完了し、夕方からのファッションショーでモデルさんたちに装着させるジュエリーのコーディネートを思案する石井一男氏。それぞれのモデルの個性に合った最適のジュエリーを選ぶために、石井氏は妥協をしなかった。究極の
                『 男が知るべき女性の美 』をいかに表現するか?・・・石井氏のこだわりは数時間後にそれを現実のものとした。




























                『 パリ祭 in 島原 2014 』のポスターとフライヤーを山下氏と合同で制作したグラフィックデザイナー・樋口恭平氏は、新宿ゴールデン街で日曜だけ営業しているロマンティック酒場【恋ヲしようよ】のBAR&麺屋部門を島原に持ってきてくれた。7日(土曜)と8日(日曜)両日のランチタイムに関東スタイルの「味噌ラーメン」と「醤油ラーメン」を茶房・速魚川のメインメニューとして提供した。

                樋口氏の出身地・秋田をベースにした東北・関東のラーメンを生れて初めて食べて、深いコクとあっさりが見事に両立することにビックリし感動した。チャーシュー(焼き豚)も美味い。どうしたらこんな味が出せるのだろうか?・・・7日は「味噌ラーメン」を堪能し、8日は「醤油ラーメン」を売り切れ直前になんとか食べることができた。婿殿に感謝である。



                上の写真が「醤油ラーメン」、下の写真が「味噌ラーメン」。小皿に【いぶりがっこ】と特製キムチ。食べた島原の人たちの反響は非常に大きかった。上京の際は、日曜日の午後5時〜午後12時の営業だが是非行って食べてみて欲しい。

                   ★【恋ヲしようよ】ここクリック ⇒ 
                https://www.facebook.com/koioshiyoyo    




                7日の夕方6時からBAR【恋ヲしようよ】出張店が速魚川中庭でオープン。樋口夫婦が参加者の要望に応えていろんなカクテルやワイン、日本酒、ソフトドリンク類を提供。二人の客あしらいの巧さに「キミ達夫婦は本当にサラリーマンしてんの?」と尋ねたくなった。








                「猪原さんの知り合いで4〜5名ほどファッションショーのモデルになってくれる女性を確保してください」と山下氏より依頼があっていた。一般の女性が「はい!私にやらせてください」と言うはずはなく、随分苦労した。しかし、なんと!・・7名の女性を口説き落とすことに成功!!「どうせ猪原の事だから、あることないこと適当に嘘ついて泣き落としで舞台にあげたんだろう」って?・・・ただひたすら誠意、まごころで夢を語っただけで〜す。上の写真は、ファッションショーの直前に段取りを打ち合わせする山下純弘氏とモデルさんたち。リハーサルなしのぶっつけ本番だ。


                7時の開演が近づいてきた。MC(総合司会)担当・佐田まゆみ氏に、ココ・シャネルのコスチュームジュエリーを装着する石井一男氏。佐田氏の表情にも緊張感が漂っている。(上の写真)

                いよいよ【ココ・シャネル コスチューム ジュエリー ショー】が開演した。(下の写真)佐田まゆみ氏の流暢でユーモアあふれるMCが、会場の雰囲気を盛り上げる。NHKやフジテレビの女性アナウンサーより遥かに観客の心を掴むのが巧いと思う。ボケやツッコミもできるMCなんてそんなにいない。知る限りではNHKの有働由美子アナウンサーぐらいか?・・・佐田まゆみ・・・彼女は一体、なに者なんだろうか?・・・







                『 パリ祭 in 島原 2014 』主催者・山下純弘氏のスピーチは一種の “ アート ” だと思う。【感性と経営】という哲学をベースに、インターネット(IT革命)による情報共有の有効性とバーチャル世界の根源的な欠陥を指摘した。同時に国際化社会での若い世代や島原半島へのメッセージを熱く語り、会場から共感の拍手を浴びた。(上の写真)

                【ココ・シャネル コスチューム ジュエリー ショー】を島原で実現させてくれた石井一男氏は、今から始まるファッションショーで実際にモデルに装着され披露されるコスチュームジュエリーの歴史的芸術的価値をわかり易く解説し、会場により高い期待感と興奮を生じさせた。(下の写真)

                【 パリ祭 in 島原 2014 】その14

                2014.06.06 Friday

                0
                  本日午後3時半に、山下純弘・石井一男・樋口恭平・樋口志乃の東京組4名が速魚川に到着。ひと休みの歓談後、4時半から会場設営開始。『島原半島サヴィニャックの会』会長・近藤良明氏が設営のアシスタントを担当してくれたので、サヴィニャック作品30点、ジャン=ジャック・サンぺ作品30点、神田亜美作品9点、山下純弘モード画作品5点という膨大な数の作品が驚異的な速度でギャラリーに展示されていった。


                  石井一男氏は、ココ・シャネル本人が制作したコスチューム・ジュエリーをケースから取り出し、黙々と展示作業を進めている。当時のパリ・コレクションやミラノ・コレクションなどのファッションショーで制作発表された世界に一点しかないビンテージものである。それらを至近距離で観た時、その精緻な美と斬新なデザイン、シャネル自身の情念が迫力をもって迫ってくる。こんな凄い企画を島原で実現してくれた山下氏と石井氏には深く感謝したい。なんと、最終日の15日まで展示する。

                  明日の夕方7時からのオープニングイベント『ココ・シャネル コスチューム ジュエリーショー』で、5名の一般女性のモデルにこの本物を装着してもらいレッドカーペットの上を歩いてもらうことになっている。その際に、装着したそれぞれのジュエリーの解説を石井氏がしてくれる予定だ。





                  会場設営が進む中、樋口恭平・志乃夫婦は茶房・速魚川厨房で早速、明日からのラーメンの仕込みにかかった。中島洋一郎氏が準備してくれた大きな寸胴鍋に鶏がらなどが入れられ、スープ出汁の煮込み作業が始まった。6月7日(土曜)と8日(日曜)の二日間、新宿ゴールデン街【恋ヲしようよ】の人気メニュー「味噌ラーメン」「醤油ラーメン」が、島原でオープンする。




                  午後8時半に、準備作業がほぼ一段落し、スタッフ全員が中庭に集合。ささやかながらも “ 超豪華 ” な【お疲れ様会】ディナーがスタート。仕事でフランスと日本を行き来している石井一男氏が厳選した究極の4種類のワインと5種類のチーズ・・・・それらを、フランスとイタリアで10年間、料理人修業をした山下純弘氏がナイフで切り分けて皿に載せていく。デキャンタに注がれた赤ワインが空気と次第に馴染んで上品な芳香をあたりに漂わせ始める・・・




                  新宿ゴールデン街【恋ヲしようよ】から、人気ラーメンを提供するために来島した樋口恭平氏が持参した秋田名物【いぶりがっこ】(上の写真)平たく言えば《漬物の燻製》であるが、その香ばしさと深い味わいに一度食べると誰もが虜になる。酒の肴にもご飯のお供にも是非お勧めの逸品。この【いぶりがっこ】にさりげなくクリームチーズを添えて食べさせる演出は、樋口氏の料理人としての高いセンスを窺わせる。




                  合計4種類の究極の赤白ワインを、一番美味しいコンディションに整え、飲む順番も計算して石井一男氏がスタッフ全員のワイングラスに注いでいく。ワインの解説を聞きながら口に含み、舌で転がして香りと味を堪能する各人からため息が漏れる。(上の写真)

                  明日の夕方から開催される『 ココ・シャネル コスチューム ジュエリーショー 』のMC(総合司会)担当・佐田まゆみ氏は、食事の後も、プロデューサー・山下純弘氏との入念な打ち合わせに余念がない。明日のファッションショーでは一体何が起きるのか?・・・誰も予測がつかないのだ。(下の写真)


                  【 パリ祭 in 島原 2014 】その13

                  2014.06.05 Thursday

                  0
                    6月8日(日曜)午前10時〜午後3時開催予定の【マルシェ(蚤の市)】をコーディネイトしているのは佐田まゆみ氏。「マルシェを女性が演出したら素敵じゃないかなぁ?」と佐田氏に相談したのが事の始まりだった。彼女はマルシェ会場になる当店駐車場の平面図を食い入るように見ながら、湧き出てくるいろんなイメージやアイデアを整理しようと必死である。

                    島原城で甲冑を身にまとい初代城主・松倉重政に扮して観光客への《おもてなし》をしている元保育士・林田美樹氏が、佐田氏のアシスタントをすることになり、ますます女性の美意識によるマルシェの演出が進展しているようだ。我々男性陣は「長机をあと16脚調達してください」「テントを3張りと折り畳み椅子を20〜30脚ほど追加してください」とか彼女たちの指示に従って動くだけである。6月7日夕方開催の「ココ・シャネル ファッションショー」のテーマが
                    【男が知るべき女性の美】だとしたら、翌日のマルシェは男が知るべき女性の感性とパワーである。






                    本日午前中に、山下純弘氏から14個、石井一男氏から3個、午後に神田亜美氏から2個、荷物が届いた。中庭の廊下に並べたらスゴイことになった。これらのすべてを、明日午後に到着したご本人方がギャラリーに展示する予定だ。

                    【 パリ祭 in 島原 2014 】その12

                    2014.06.04 Wednesday

                    0
                      『 パリ祭 in 島原 2014 』が、いよいよ三日後の6月7日(土曜)に迫ってきた。開催に向けて、多くの人たちが準備のためにそれぞれの立場で力を出してくれている。いろんなアイデアやアドバイスもいただいた。チラシ配布やポスター張りやクチコミで多くの人たちに情報を伝達してくれている。本当に有難く感謝の念でいっぱいだ。誠にありがとうございます!!

                      『 パリ祭 in 島原 2014 』に、成功も失敗もない。協力スタッフや参加者や観客および主催者自身が、6月7日から15日までの9日間、いかに人生を楽しむか? あるいは “ 常識 ” を超えて《 クレイジー 》になれるか? 自分自身の右脳を開花させるか? だと思う。

                      イベント開催中、遠方から車で来られる人たちの【 駐車場 】を確保するために市役所に電話をしたら、こころよく市役所の駐車場を提供してくれた。当店の駐車場は、土曜・日曜の休日でもせいぜい10台ほどしか駐車できない。市役所の駐車場(徒歩数分ほど)は数十台はゆっくり駐車できるので、できるだけ【 市役所駐車場 】を利用してください。下の図の黄色のエリア(Pマーク)です。



                               ★6月7日(土曜)午後6時〜「オープニングイベント」
                                駐車場はココです!!
                                  ★6月8日(日曜)午前10時〜午後3時「マルシェ」


                          ★6月14日(土曜)午後7時〜「山下純弘×神田亜美トークショー」