【 島原「恋」物語 〜第一夜〜 】その2

2014.08.31 Sunday

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    【 島原「恋」物語 〜第一夜〜 】その1

    2014.08.29 Friday

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      予告通り、山下純弘氏と中村明博氏と米谷崇亜氏の3名は、午後3時半にレンタカーで当店に到着した。その数時間前に横浜から4名の来店客が来ていた。翌日(30日)に開催される「五島マラソン」に出場する一般ランナーの女性たちだったが、速魚川ギャラリーに展示してあるサヴィニャックの本物のポスターを見て「私、フランスのトゥルーヴィルに2回行きました。もちろんサヴィニャックの大ファンだからです」とその中のひとりが言った。

      「あなたを2回もトゥルーヴィルに行かせた原因を作った人物が、あと一時間ほどでここに来られます」と話すとビックリした。
      彼女がサヴィニャック・ファンになったきっかけは【芸術新潮・2005年6月号・サヴィニャック特集】だった。かつて山下氏は「ポスターは芸術じゃない」と言い張る【芸術新潮】の編集担当者を説き伏せて、サヴィニャックの特集を組ませることに成功した。山下氏の尽力奮闘により【芸術新潮】の特集に取り上げられた時、通常3万部発行のこの業界紙がさらに3万部追加発行されるという異例の状況を生んだのである。(定価1400円×3万部=4200万円の経済効果)


      「今年の10月にパリ市立美術館で【サヴィニャック展】開催が決定しました。ギィ アンティック ギャラリー所蔵の原画も出展要請がきています。いよいよサヴィニャックの時代がやってきました」と、電話で興奮気味に山下氏が語ったのは今年の春先だった。山下氏が国内で蒔いたサヴィニャックの種が島原でも芽吹き始めている。横浜から来たサヴィニャック・ファンの女性たちは、到着した山下氏と感激の対面を済ませ、翌日の「五島マラソン」に向け島原を後にした。











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