猪原金物店・コラム明治10年に創業。九州で2番目に歴史の金物屋。
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『春らんまん・二人展 2015』その4 21:50
本日4月5日(日曜)は『 春らんまん 二人展・2015 』の最終日。午前11時半頃に創作人形師・本田宗也氏が、30分ほど遅れて書家・井上龍一郎氏がそれぞれ福岡から無事到着した。先々週の3月22日(日曜)に福岡に帰ったお二人は、風邪をこじらせて高熱をだし3日程寝込んだらしい。とりわけ龍一郎氏の風邪は深刻で、生まれて初めてぜんそくを併発し、3月28日(土曜)29日(日曜)来島予定をキャンセルする旨の電話があった。喘ぎ声のような苦しそうな龍ちゃんの声だった。本日の来島もなんとか気合で来たという感じだが、憔悴しておりいつもの龍ちゃんの元気はなかった。『 風邪たまらん 二人転・2015 』・・・


人生において弱ったり困った時は、なぜか救ってくれる人が現れる。一週間ほど前に来場し、作品を観て感動の涙を流した女性に「4月5日の最終日には本田・井上両名が来場します。是非会ってください」と伝えていたら、本日、なんと!飯台(寿司桶)に見事に盛られた心尽くしの手作り弁当(我々男子3人分)を風呂敷に包み、速魚川ギャラリーに持参してくれた。身体や心が弱っている時は、心のこもった手作り弁当に限る。

彼女は以前ブログで紹介した仏画師・辻森京子氏。「まだ入門して3年の素人なのに、仏画師なんて書かないで!」と本人から言われたが、小生にとって辻森氏の描く仏画は特別であり、感動を頂いた事実は変わらないので、誰がどう言おうと仏画師なのだ。



我々男子3名は感動しながらお弁当を御馳走になった。『エビ炊き込みご飯』のおにぎりは・・まだ温かい!? アジのすり身と鶏肉と野菜のかき揚げ・・・たくあん、キュウリの浅漬け、甘いプチトマト・・・冷凍をチンした油だらけのホカ弁とは雲泥の差・・身体に優しい・・・ありがたい・・辻森さん、有難うございました!!




創作人形師・本田宗也氏の制作秘話を食い入るように真剣に聴く仏画師・辻森京子氏。顔料の「岩絵の具」や「胡粉(ごふん)」膠(にかわ)、刷毛などの技術的な内容から造形や色彩の世界へとどんどん広がっていく。どの業界も同じだが、自分と異業種の世界にとんでもないアイデアやヒント、インスピレーションが存在することが多い。『事件は常に現場で起きている』と言われるように、観念、概念(バーチャル)の世界から、五感をフルに使う生(リアル)体験にシフトチェンジしなくてはとつくづく思う。「知ってる」事と「わかっている」事は全く次元が違うからだ。




               ★【 古都幻想 】400000円  本田宗也 作

























| 『春らんまん・二人展 2015』 | - | - | posted by ino-haya - -
『春らんまん・二人展 2015』その3 22:35




             ★【 古典祝雛 】150000円  本田宗也 作






                   ★【 清流雛 】120000円  本田宗也 作






               ★【 飛天 】600000円  本田宗也 作




                ★【 桃太郎 】80000円  本田宗也 作




              ★【 金太郎 】60000円  本田宗也 作 




             ★【 遊 】200000円  本田宗也 作   




              ★【 慶立雛 】15000円  本田宗也 作


              ★【 ミニ雛 】3000円  本田宗也 作


             ★【 兜(かぶと) 】15000円  本田宗也 作  


              ★【 童武者 】12000円  本田宗也 作   


              ★【 五月晴 】90000円  本田宗也 作




               ★【 鐘馗 】80000円  本田宗也 作




              ★【 祈りの詩 】120000円  本田宗也 作






               ★【 立て札雛 】3500円  本田宗也 作


             ★【 立て札端午 】3000円  本田宗也 作





















































| 『春らんまん・二人展 2015』 | - | - | posted by ino-haya - -
『春らんまん・二人展 2015』その2 18:54
3月20日(金曜)午後3時頃、福岡の日展作家で創作人形師・本田宗也(としや)氏と書道家・井上龍一郎氏が、速魚川ギャラリーに到着した。15年目を迎える二人は、まるで生まれ育った実家のように要領よく速やかに作品の展示作業を進めていく。本田氏は2年ぶり、井上氏は1年ぶりの作品展だ。作風がどのように進化しているのか、非常に楽しみである。(下の写真)




ギャラリー内の展示作業が終了して一休みしていた龍一郎氏は、おもむろに立ち上がり黒い大きな和紙の巻物をドバ〜と広げて、中庭廊下の壁いっぱいに当てがった。「な、なんね!?これ?」唖然とする本田氏と才藤氏と小生を尻目に「フッフッフッ・・・幅5メートル、高さ1.6メートル、計算通りばい!・・あれ?・・みんな、なんばボ〜としてると?・・はよう手伝ってよ!」

核?・・・メルトダウン?・・無限の欲望は無限の苦悩に至る片道切符だ・・・自分の日常生活から出るゴミは自分で始末する、裏を返せば自分で始末できないゴミの出る生活はしないということだ・・・何でそんなにあわてて走り出すんだ?・・急ぐのはそれだけ早く破滅に到着するだけではないか?・・・放射能はいらない、牛乳が飲みたい!?・・・それでも世界は希望に満ちている・・・・ウ〜ン・・・」「どうね?・・・この迫力!」「ウゥ・・・・」「フッフッフッフッ・・・感動して声も出んとやろねぇ」「・・ウ〜ン・・・」


会場設営が無事終了し、ささやかな前夜祭を本田氏と井上氏、中島氏、小生の4名でしていたら、フラッと植木内科の植木氏が速魚川に顔を見せた。植木氏は本田・井上ご両名とは初対面。で、自己紹介などしながら酒を飲んでいたら、ラジオの生放送を終えたFMしまばらパーソナリティー・佐田まゆみ氏が宴席に加わった。(上の写真)植木氏が手で作った『ハートマーク』は一体何なのか?・・意味深長である・・・・







| 『春らんまん・二人展 2015』 | - | - | posted by ino-haya - -
『春らんまん・二人展 2015』その1 20:26
本日、福岡の書家・井上龍一郎氏から『 二人展 春らんまん 2015 』のチラシがドサ〜ッと手紙と一緒に送られてきた。今回で15回目!?・・・平成10年の4月に速魚川ギャラリーを開設したので、その翌々年から15年間、福岡の二人の作家と付き合ってきたことになる。

出会った頃の創作人形師・本田宗也(としや)氏は、まだ若々しい青年のイメージだったが、今では貫録十分の日展作家になった。その本田氏が連れて来たのが、当時まだ小学校教諭をしていた井上龍一郎氏だった。龍一郎氏が47歳、本田氏が40歳、小生が45歳の頃だ。


2013年に公開された宮崎駿の映画「風立ちぬ」で、主人公・堀越次郎が尊敬するイタリア人飛行機製作者カプローニは「創造的人生の持ち時間は10年だ」と夢の中で堀越に助言する。皮肉にも堀越はその10年で【ゼロ戦】を設計することになる。しかし、創造的人生の持ち時間がわずか10年でないことを、宮崎駿自身が自分の映画づくりで証明している。

本田宗也氏と井上龍一郎氏の作品を15年間観てきて「作家は年齢と共に変化成長し、作品に彩(いろどり)と味わいが増幅されていく」ことがわかった。そして我々すべての人間はそれぞれの異なる人生において一瞬一瞬を創造していることに気づかされる。その創造のエネルギーを周りの人間から吸収しながら・・・


 ★ 本田宗也人形工房・公式サイト Click ! ⇒  http://www.hondatoshiya.com/

 ★ ブログ「本田宗也創作人形展 2013」 Click ! ⇒ http://blog.inohara.jp/?cid=39700

 ★ 井上龍一郎・公式サイト Click ! ⇒ http://furyu.holy.jp/

 ★ ブログ「書家・井上龍一郎」 Click ! ⇒ http://blog.inohara.jp/?cid=39652

















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