猪原金物店・コラム明治10年に創業。九州で2番目に歴史の金物屋

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『漫画家・浅田京麻(きょうま)』 12:55
6月初旬、一組の父娘が来店し店内の商品をくまなく丁寧に、かつ楽しそうにチェックしていた。「人吉で刀剣の同田貫(どうたぬき)正国を観て、具雑煮を食べに島原に来ました」と語った娘さんは福岡在住の漫画家だった。DMM.comが提供しているソーシャルゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」は今や社会現象になっており、この女性ファンを【刀剣女子】というらしい。もちろん、この若い漫画家も【刀剣女子】だった。・・・ん?・・・DMM.comって、東京在住の長女が働いている会社じゃなかったかなぁ・・・

平成10年に速魚川ギャラリーを開設した年から、ほぼ毎年、雲仙市国見町在住の美術刀剣鑑定士・松井更生(さだお)氏による『美術刀剣展』を、ギャラリーで精力的に開催してきた。「このままだと、世界に誇る日本刀の文化が消滅する」という危機感が松井氏の原動力になっていた気がする。しかし、「刀剣乱舞」の大ヒットでこの心配も杞憂に終わりそうだ。浅田京麻(きょうま)というペンネームのこの女性漫画家に、松井氏や『美術刀剣展』の話をすると「今年の開催日を教えてください。絶対に観に来ます!」と眼を輝かせた。

  ★ 2013年、2014年の『名刀展示会』Click! ⇒ http://blog.inohara.jp/?cid=39715

  ★ 2012年の『第七回「美術刀剣展」in 速魚川』⇒ http://blog.inohara.jp/?cid=39678

  ★ 2011年の『第六回「美術刀剣展」in 速魚川』 ⇒ http://blog.inohara.jp/?cid=39665

  ★ 2010年の『第五回「美術刀剣展」in 速魚川』⇒ http://blog.inohara.jp/?cid=39603

  ★ 2004年の『第四回「美術刀剣展」in 速魚川』⇒ http://blog.inohara.jp/?cid=32153

別れ際に、昭和61年にNHKが放送した人間国宝の刀匠や研ぎ師および玉鋼たたら製鉄など日本刀に関するDVD5枚を「是非、本物の刀剣映像を、お知り合いの刀剣女子に観せてください」と預けたら、先日丁寧なお礼の手紙とお菓子と彼女の描いた漫画本3巻(全4巻)がDVDと一緒に送られてきた。漫画のタイトルは【文明開化とアンティーク】(下の写真)。十代の頃、漫画好きが高じて「少女漫画」も随分読み漁った記憶がある。手塚治虫や白土三平、水木しげる、石ノ森章太郎、赤塚不二夫などの少年漫画とは全く異なる世界がそこにあった。練り込まれたプロットと深く繊細な感情表現・・・同年代の男子より「少女漫画」を読み込んでいる女子の方が遥かに大人である理由がわかる気がした。

数十年ぶりに【文明開化とアンティーク】という「少女漫画」を読むことになったが、つい引き込まれて3巻とも一気に読んでしまった。とにかく面白い!!もちろん絵も上手い! 同時に、膨大な専門知識と深い洞察力がないと、このような漫画を描くことは不可能であることもわかる。浅田京麻・・・少女漫画界に≪ 新星 ≫現る!!  まぁ、天下の秋田書店の出版本に選ばれた漫画家だから実力は折り紙つきなのだ。来年も明治時代を背景にした新作の構想を練っているとご本人から電話で聞いた。浅田さん、島原にも還暦過ぎの熱狂的なジジィファンが誕生したことを忘れないでくださいね! そういえば、現在大ブレイクしている『妖怪ウォッチ』の作者・小西紀行氏は島原市出身ですぞ。












| 『漫画家・浅田京麻』 | - | - | posted by ino-haya - -
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